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Major Jake

2012.11.07

岐阜から琵琶湖、京都へ 131km 2012/10/22

 今回の岐阜滞在の最終日(東京に帰る前日)は月曜日。いつもは土日遊んで月曜日に帰るのですが、今回は自転車で琵琶湖に行ってみることにしました。今までは岐阜まで自転車で走った後は自転車に乗る気はしなかったのですが、今回は一度、自転車で行ってみたかった琵琶湖まで行って、そのまま京都まで走ることにしました。
 できれば京都でちょっとゆっくりしたかったのですが、到着したときにはすっかり暗くなってしまい、そのまま新幹線で岐阜に戻りました。

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 まるで海のよう…

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 琵琶湖大橋

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 すべての写真とレポートはFlickrにアップしました。

2012.11.01

自転車で東京から岐阜まで またしても雨…そして腰痛… 2012/10/18-19

 また今回も岐阜まで自転車で行ってきました。
 今回もまた雨。一日ずらせば晴れだったのですが、岐阜での滞在が一日減るので、また雨の中を走りました。
 今回は前回のような自転車のトラブル(前回はブレーキ)はなかったのですが、またしてもサイクルレインパンツから浸水。また、レインウェアはサウナスーツ状態で何回か着替えました。
 そして雨が上がった後はきつい向かい風。朝までは前回より早いペースでしたが、岐阜への到着は夕方になってしまいました。

【出発は雨上がり】
 予報では雨でしたが、夜中に起きてみると雨はあがっていました。また降り出しそうでしたが、これはもしかしたら雨に降られず岐阜までたどり着けるかもしれないと思いました。
 ウェアは雨で蒸れると思い、ファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュの長袖にモンベルのメリノウールのシャツ。そしてモンベルのサイクルレインジャケットです。
 走り出してすぐに暑くなってきてしまい、これではシャツが汗だくになってしまうと思い、日野駅で夏用の長袖シャツに着替えました。
 降りそうで降らないまま箱根湯本に着きました。さあ箱根越えだと思ったら雨が降ってきました。降ったり止んだりで、登りで身体が熱くて雨具を脱ぎたくても降るときにはけっこうな降りで脱げませんでした。いっそのこと降り続けてくれれば身体を冷やしてくれるのですが…
 雨が降っていたせいかカニが道を横断していました。
 そんな感じで暑いなぁと思いながらヨロヨロ登っていたら腰痛が出てしまいました。今回は終止この腰痛との闘いでした。今回の箱根は脚はまだなんとか回るのに腰が痛くて…という場面が多々ありました。

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 ようやく着いた芦ノ湖。雨はほとんど止んで日が射したと思ったら、また降ってきたり…

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 昼食は由比の桜えび茶屋でまぐろづけ丼。生桜えび入りです。かき揚げはちょっと胃にもたれそうだったので…

 桜えび茶屋の外に多目的トイレがあったので、着替えに使わせてもらいました。デオドラントシートで汗を拭いて汗で濡れたシャツを着替えました。
 これでしばらくは気持ちよく走れるのですが、レインウェアを着ているので、やがて汗だくになっていきます。何枚シャツを持っていればいいのやら…

【大崩海岸は通行規制?】
 そして最後の難関、大崩海岸。このとき台風が近づいていたので、海の上を走る道路は大丈夫か不安でした。その道路に入る前に時間帯通行止めの看板がありました。「本日規制なし」とのことでしたが、事前に調べておくべきだったか…しかし、ここが通行止めだと自転車は迂回ルートがないのでは…?

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 今回、初めて崩れて廃道となった道を見ました。

 海の上を走った後の海岸沿いの山道と道幅の狭いトンネルも私にとっては難関の一つです。なんとか暗くなる前に通過して焼津に到着しました。いつも焼津に来るとほっとしてしまいます。

【やっぱり雨…】
 焼津からは夜の走行です。それまでなんとか降らずにいた雨が降ってきました。しかも本降りです。自転車で走っていると土砂降りのような感じがしました。はじめのうちは雨が身体を冷やしてくれましたが、やがて暑くなってきて由比でせっかく着替えたシャツも汗だくです。そしてコンビニで休んでいると汗が冷えて寒くなってきます。寒いと思いながらも、走れば暑くなると思い我慢していましたが、身体がガタガタ震えてきました。
 そんなときに従妹から「寒いけど大丈夫?」とのメール。そうか寒いのか…と思いコンビニのトイレでシャツを着替えました。出がけに着ていたメリノウールのシャツです。暖かくてほっとしました。雨が強くなってきたこともあって、いい具合に身体を冷やしてくれました。
 しかし、この後また身体が熱くなってしまい、メリノウールのシャツを汗だくにしたくなかったので、早めに薄いシャツに着替えました。

【またしてもレインウェアから浸水】
 前回のGWの岐阜行きでも雨で身体を濡らしてしまいましたが、今回もだめでした。事前にレインパンツの水漏れテストをしたのですが、長い間自転車をこいでいるとシームテープから浸水していたのでした。サイクルレインパンツの下のレーパンはすでにかなり濡れていましたが、コンビニでハサミを買って、持って行ったリペアシートを細く切ってシームテープの上から貼ってみました。濡れた脚を伝って靴に雨が入ってきていたので、これ以上靴を濡らしたく無かったのです。
 リペアシートは表地のものと透明のものを持って行きました。最初、透明のシートを貼ってみましたが、なんとガサガサした裏地には接着しませんでした。
 幸か不幸か、その後雨は止んできたのでこの応急処置の効果はわかりませんでした。
 また、ジャケットの方は小雨のときに開けていた腕の下のベンチレーションから雨が入ってきていたらしく、腕を伝って雨がゴアテックスのグローブの中に入ってきてしまいました。少しでも降っていたらベンチレーションは閉めないとだめですね。

【国道一号線は大型ビュンビュン】
 浜名湖が近づいてきて、国道一号線と交差したので、これに入りました。しかし、道路の端はなんかガタガタで大型トラックが多く、しかもわりとすれすれに通り過ぎて行きます。
 後で地図を見たらちょっと早く入りすぎたようでした。できるだけ浜名湖近くで入ったほうがよさそうです。
 まだかなと思いながら走りつづけてやっと弁天島に到着しました。いつものコンビニに入って、いつものベンチで休みます。
 天気予報を見ると、もう雨は降らないようでした。すでに交換した靴下が冷たくなっていたので、また交換することにしました。冷たくなった靴下はあまり濡れた感じはありませんでしたが、今度は防水靴下を試してみます。しかし、しぱらくしてこの防水靴下も冷たくなってしまいました。特に濡れた感じも無くどういう状態かよくわかりませんでした。

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【仮眠はほとんど無し…】
 どこかで仮眠しないと…と考えていましたが、レインウェアの浸水や対策、着替えなどをしていたら、仮眠するタイミングを失ってしまいました。

【腰痛は続く】
 箱根を過ぎても腰痛は続いていました。なるべく背中を丸めて腕に体重がかからないように腹筋と背筋で状態を支えます。なぜかこうしていると痛みが出ないようでした。
 腰痛のせいか両手の薬指と小指が痺れていました。

【夜が明けとると晴れてきたものの強風が…】
 愛知県に入って夜が開けようとするとき、空を見上げたら星がきれいに見えていました。もう雲もなくなったようでした。日が出てからマクドナルドに入りレインウェアを脱いで朝食にしました。
 やっと晴れてきたと思いましたが、かなり強い風。しかも向かい風です。
 途中で追い風に変わらないかな…と期待しましたが岐阜まで向かい風でした。
 一宮を過ぎもうすぐ岐阜というところで道に迷ってしまい、ちょっと遠回り。木曽川を渡ることには日が落ちてきてしまいました。

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 今回の宿は岐阜羽島。到着したときには暗くなってしまいました。朝の時点では前回より二時間くらい速いと思ったのですが…お墓参りもできず、ちょっと残念。

 すべての写真はFlickrにアップしました。

2012.05.08

自転車で東京から岐阜まで 434km 今回は春、波乱続き?

 ここ数年、秋に行っていた自転車での岐阜旅行、今年はこの連休に行ってきました。
 ちなみにブルベやキャノンボールといった激しいものではなく、宿泊無しのサイクリング的な旅です。
 冬にMajorJakeのホイールを軽量化したのはやっぱり岐阜行きが大きな理由でした。
 今回のゴールデンウィークは他の予定があったのですが、それが中止になったため、ホイールの効果も試してみたかったので、急遽岐阜まで行くことにしました。
 冬になまった身体を鍛えなおすこともできず、軽量化したホイールに助けてもらおうといった感じです。
 しかし、連休後半初めの天気はかなり荒れるとの予報。その後は晴れるとのことでした。
 序盤がんばれば、晴れてくるかなと思ったのですが、ちょっと考えが浅はかでした。

【出発】
 出発は5/3の午前一時過ぎ。予定より40分くらい遅れてしまいました。
 夕方から寝だめしようと思いましたが、なかなか寝れず、ちょっと睡眠不足でした。
 外は予報どおりかなりの雨降り。
 国立の自宅を出て八王子から平塚を通って箱根に向かいます。平塚に近づいてくると風が強くなってきました。
 平塚から国道1号線を走ります。風はそれまで追い風でしたが、横風に・・・そして雷が鳴り始めました。
 小田原に近づいてくると雨は少しゆるくなってきて、雷も鳴り止みました。
 しかし、電光掲示板に「箱根全面通行止め」の文字が・・・

【箱根全面通行止め?】
 後で知ったのですが、箱根は連続雨量200mmで通行止めでした。
 やっぱり無謀だったか・・・ここで引き返して翌日再スタートする気にもなれなかったため、鉄道で乗り切るか・・・など考えながら走ります。
 「湯本から三島まで全面通行止め」との表示でしたが、湯本から先に行く車もいたので、そのまま走りました。
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【全身水浸し】
 自宅を出てしばらく走るとすぐにレインウェアの中は蒸れてきました。
 平塚あたりで、これは蒸れだけでなく、雨水が入ってきてないか?と思いました。
 道の駅「箱根峠」の多目的トイレに自転車を入れさせてもらって、着替えをすることにしました。
 ちなみに今回はファイントラック フラッドラッシュ スキンメッシュ/パワーメッシュのシャツ、ソックス、インナーグローブを装着していました。タイツは持っていってここで履きました。
 フラッドラッシュのおかげでそれほど不快でもありませんでしたが、完璧に上下とも濡れてしまっていました。
 上半身はジャケットのベンチレーションを少し開けていたため、そこから雨水が浸入したようで、ゴム手袋の中の軍手まで濡れてしまいましたがパワーメッシュのインナーグローブのため、濡れているのに気がつきませんでした。
 下半身は4DMの自転車用パンツを素肌に履いたほうがいいかと思ったのですが、やっぱりスキンメッシュのタイツを履いておくべきでした。レインパンツの中はジャケットがめくれて腰のところから雨が入ってしまったのが、それともお尻から滲みてしまったのか・・・?気になります。

【箱根峠規制解除!】
 箱根峠を越えて三島に下るまでは安心できないと思いましたが、道の駅を出て箱根峠に出ると電光掲示板に「通行規制解除」の文字が。ここでやっと安心できました。
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【ブレーキシュー完全磨耗!】
 雨のためブレーキが効かず、かなり強めに握り締めていたり、水溜りを走って砂利がついていたこともあって、ブレーキシューが異常に磨耗してしまったようです。
 リアの一方のシューが完全に磨耗して台座がむき出しになり、新しいリムを少し削ってしまいました。
 装着していたカートリッジタイプのシューは交換用のピンがタイヤにあたりそうで、少しずらして装着していたことも原因だったと思います。
 ブレーキシューを売っている店が無いかと探しましたが見当たらず、もしかしたら「あさひ」があるのでは?とiPhoneで検索してみると「サイクルベースあさひ沼津店」がありました。
 無事、あさひでブレーキシューを交換して出発です。
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【やっぱり由比で桜えび】
 事前に調べておきましたが、この日は由比の「浜のかきあげや」さんは休み。代わりに「ゆい桜えび館」内の「桜えび茶屋」に行くことにしていました。
 由比に着いたのは15時過ぎ。それまでコンビニでちょこちょこ食べていたせいか、運動のせいか、油っぽいものが食べたくない感じでしたが、ぶらぶら店を見ているうちに食べたくなって、結局桜えびのかきあげを買いました。それでも食べられたのは一つ。もう一つはザックに。
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【大崩海岸から焼津まで明るいうちに到着】
 すでに夕方近くでしたが、大崩海岸に向かう道でようやく晴れてきました。
 いつも暗い中走る大崩海岸近辺の海上を通る道路と断崖絶壁の道路ですが、この日は春で日も長かったため、明るいうちに走ることができました。この道も連続雨量100mmで通行止め。雨が続いていたら走れないところでした。
 初めて見る断崖絶壁の道からの景色はなかなかいいものでした。
 そしてぎりぎり明るいうちに焼津に到着。ここで200kmです。
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【カエルが鳴く中ひたすら夜間走行】
 静岡を過ぎたあたりから田んぼが多くなってきたのか、カエルの鳴き声がすごかったです。
 そんな状態が延々と続きました。思えば今までは秋にしか走っていなかったので、これは初めての体験だったのかもしれません。

【ライトはSupernova E3 Tripleのみ】
 ホイールの交換とともに12VのダイナモDYMOTEC S12も導入しました。
 しかし通常は軽い回転のこのダイナモも電力を供給し始めると重くなってしまい期待外れでした。
 結局負荷の軽い6VLEDライトをE-WERKでつなげました。
 今回の夜間走行の区間は前回と同じですが、街灯の無い真っ暗な道路でもハブダイナモとSupernovaのみで十分という感じでした。これはSupernovaを装着した前回、前々回にもわかっていたことですが・・・

【向かい風 眠気との戦い】
 夜間走行も最初は快調で昼間の悪天候、ブレーキトラブルでの遅れを取り戻せるかと思いましたが、やはり眠気が襲ってきます。
 22:15 マクドナルドの浜岡店で食事と休憩。ちょっと仮眠をとりたいと思いましたが、寝られるような雰囲気ではなく30分くらい目をつぶって休みました。
 そして、深夜には風が強くなり向かい風になってしまいました。風が強いとスピードが出ず、そうすると眠気も強くなってきます。
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 夜が明けて走行距離は300km。岐阜まではあと130kmあります。普段でも130kmはかなりの距離。これまで300km走ってこの眠気。果たして到着は何時か・・・ちょっと不安になってきました。
 5:30 眠気がすごくて豊橋の大岩町のマクドナルドで朝食。ここでも仮眠したかったのですが、やはりできず、浜岡店と同じように休憩しました。
 休憩後はなんとか目も覚めて快調に走ります。

【また向かい風】
 名古屋に入ると再び向かい風。しかもかなりの強風でなかなか進みません。
 しかし、荒れた天気のせいか雲と青空がとてもいい感じでした。
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【今回はお墓参りでゴール】
 なんとか岐阜に入り、ちょっと行き過ぎて笠松競馬場のあたりで道草を食いながら、祖母たちの眠るお墓に着きました。
 そしてちょうど従妹から電話があり、お墓にいると言うと、こちらに来るというので、ここで自転車ごと車に乗せてもらうことにしました。
 走行距離は434kmでした。

 余裕があれば琵琶湖まで行って電車で岐阜まで戻ってこようかとも考えていたのですが、またしても岐阜までで終了。
 いろいろありましたが、とりあえずは余裕をもった予定に近いペースでした。
 脚の方は太ももの筋肉に痛みを感じることもありましたが、軽くなったホイールのおかげでこれまでよりも楽だったようです。特に箱根の上りでの疲労が少なかったのだと思います。

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 すべての写真はflickrに。

2012.04.01

先日の手組みホイール、スポークを替えて組みなおしました。

 先日組み立てたホイールですが、使ったスポーク(DT Swiss Revolution Spokes 2,0/1,5)について細くて折れやすいという記事をいくつか見つけたので変更することにしました。
 32本もあるのだから大丈夫では?と思っていたのですが・・・
 そういえばリアキャリアをつけてバッグをぶら下げることもあるし、旅の途中で折れたら最悪です。
 リアは一般的な2.0mmのストレート(星スポーク #14)にしました。
 フリーハブと反対側は軽量でもいいのかとも思いましたが、左右とも同じにしました。
 フロントはそのままでもいいかとも思いましたが段差から降りたり、ぶつけたりすることもあるので、替えることにしました。こちらはDT SWISS COMPETITION(コンペティション 2.0/1.8)です。
 レボリューションとコンペティションを比べるてみると、コンペティションの方が細い部分が短いです。
 ニップルは真鍮製、DT SWISSのサイズにしました。
 組んでみた結果、重量はだいたいフロントが75g増、リアが92g増でした。(精確な秤ではないので、だいたいです。)
 今日は65km走ってみて問題無し。また輪行袋を持って出かけました。しばらくはザックに入れておくと思います。

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 チューブの変更、スポークの変更でだんだん重くなっていく・・・

2012.03.21

初の手組みホイール/自転車のホイールを組み立ててみました

 MajorJakeに軽いホイールをと思って、いくつかのホイールを検討していたのですが、フロントにハブダイナモをつけていることもあって、自分で組んでみようということになりました。

【まずは部品選び】
 リムはいくつか比較はしたものの、定番のMavic Open Proにしました。
 ハブはとりあえず、Shimano Dura Ace。
 スポークは価格とのバランスから、DT Swiss Revolution Spokes 2,0/1,5にしました。
 DT Swissにしたのは後で説明するスポーク長を計算するDT Swissのツールを使ったことも理由の一つです。
 ※このスポーク、ちょっと細すぎたようです。特にリアは荷物を積むこともあるので、後日、太めのスポークで組みなおしました。
 今までタイヤはシュワルベのマラソン32Cを履いていましたが、軽量化ということで同じくシュワルベのスプリーム28Cにしました。これは日本のWebページ(g-style)に無かったので、日本では扱ってないのかもしれません。
 コンチネンタルのタイヤがかなり軽かったのですが、やっぱり耐久性、耐パンク性を期待してシュワルベにしました。実際、どちらがいいのかはわかりません。
 チューブは軽いかなと思って、28Cまで対応の製品を購入したのですが、かなり細めでパンクが心配だったので、重くなってしまうのですが28Cから対応のものに買い換えました。
 部品はほとんどBike24で購入しました。別途、ライトなどのドイツ製品も購入したためです。
 そうそう、ハブダイナモはシュミットのSON28です。今後のことを考えてセンターロック式のディスクブレーキ用にしました。センターロックのディスクはあまり好きでないのですが、センターロック式用は軽かったのです。

【必要な工具】
 ニップル回しくらいは持っていたのですが、振れ取り台が無かったので、価格が手ごろな「ミノウラ FT-1コンボ リム振れ取り台セット」を購入しました。
 このセットは「リム振れ取り台「FT-1」に,センターゲージ「FCG-310」と汎用ニップルレンチをセットしたお買い得セットです。」とのこと。
 よくわからず購入したのですが、このセンターゲージは必需品でした。
 そして、PARKTOOL(パークツール) スポークテンションメーター。私はニップルの締め具合を感覚だけで判断することができないので、これも購入しました。

【スポークの長さ】
 部品を注文する前に決めないといけないのが、スポークの長さです。
 計算式があるようなのですが、DT SwissのSpokes CalculatorというWebページのツールを利用しました。
 リムはMavic Open Proが選択できます。
 ハブはシマノの製品ページで調べて値を入力しました。
 計算された長さは、ハブダイナモSON28のフロントが292mm。リアはカセット側が292mm、反対側が294mmです。
 実際、これで組めたのであっていると思います。
 Dura Aceのフロントハブも購入してリムもそれように計三つ購入したのですが、まだ組み立てていません。たぶん294mmだと思います。

【組み立て】
 組み立ては以前購入していた「ロードバイク セッティング バイブル」に簡単ですが記載されていたので、これを参考にして組みました。
 このあたりはかなり詳しく記述しているWebページもあるので参考にできると思います。
 最初、Dura Aceのハブにスポークを通したところ、スムーズに通るのですが、末端で向きを変えるときにかなりきつい感じで、スポークの太さがまずいのかと思いやめようかと思いました。
 しかし、Webで検索してみると、きついけどテンションをかけるとぴったり収まるというような記事を見つけたので、やってみることにしました。
 やってみたところ、ちょっと厳しい感じもありましたが、なんとか収まったようです。

 ニップルはスポークにアルミのものがついていました。
 最初に組んだリアは、ニップル回しのサイズを間違えたこともあって、ニップルをけっこうなめてしまいました。
 ニップルは真鍮製の方がよかったかもしれません。ただ質感がけっこう違うので・・・

 けっこう難しかったのが、センター出し。
 特にリアは左右で長さが違って、テンションも変わってきます。
 しかもやり方が悪かったのか、振り取り台のセンターの出し方がうまくいかず、ホイールを外してはセンターゲージで確認して、調整してという作業を繰り返しました。逆に振ってしまったりしてかなり時間をかけてしまいまました。
 振れ取り台は精度の高いものが欲しいなぁと思いましたが、たまにしか使わないものですし、これが適当かとも思います。

【試走】
 まずはローラー台にセットしてみて問題なさそうだったので、いきなりちょっとした距離を走ってみました。
 ちょっと不安だったので、輪行袋を持って行きました。
 タイヤを替えたのでかなりゴツゴツするなと思って走っていたら、かなり大きなギャップがあったのか、一般道で派手に転倒してしまいました。
 心身ともにかなりダメージがありましたが、自転車は無事で、転倒を除いては74kmの道程を問題なく走りました。

【期待の走りは?】
 期待していた走りの違いは、前後で850g程軽量化した割にはあまり感じられず、正直がっかりでした。
 ちょっと期待し過ぎですね。
 もしかしたら重たいホイールの慣性でブンブンスピードが出ていたんじゃないかとも思いましたが…
 でも登りではかなり軽いように感じたこともありました。その後転倒して、続く登りでは疲れていつもと変わりない感じでしたが・・・
 まぁ、長距離では絶対差が出るだろうと信じてます。
 組み立てる前にハブの軸を手で回してみると、かなり「ぬたーっ」とした感じで重かったので、グリスのなじみなどの影響もあるのかもしれません。
 そういえばMTBにつけたフルクラムのホイールも最初は静かだなと思っていたら、次第に音が大きくというか激しくなってきました。これもグリスの影響でしょうか?
 いずれにしてもフロントにはハブダイナモがついていますし・・・
 やっぱり、自分の軽量化と体力アップですね。

2011.12.19

桜海老のかき揚げを食べに箱根を越えて160kmの厳冬サイクリング(12/17)

 10月の岐阜行きのとき、由比で桜えび料理の店を多く見かけて食べたかったのですが、毎年、難関だった由比の通過の方が気になり、通過してしまったら桜えびのお店はなくなってしまいました。
 それから桜えびが気になって、やり残したことを今年中にやっておこうと決めました。
 しかし、もう冬本番。由比の前に立ちはだかる箱根は凍結しているのではないかと思いましたが、この週末は天気がよかったので、行ってみることにしました。
 岐阜行きのときのデータによると由比までは160km。夜中に出れば昼には着くだろうと思い土曜日に行くとに。

 当日は2:00に起きて2:30に出発するつもりでしたが、出発は3:00になってしまいました。
 前日早く寝るつもりが急な準備で遅くなり、寝不足状態でした。

 ウェアは冬用の薄手の長袖Tシャツにアウトドア用のシャツ、薄手のフリースの上にゴアテックスのレインウェアを着ました。
 しばらく走ると厚くなってきて、フリースを脱ぎました。いつもはかなり寒くても冬用の発熱するアンダーウェアは着ないのですが、この日はかなり寒いと思って着てみました。しかし、やっぱり失敗だったようです。
 ボトムはモンベルのフリーライドパンツ(旧型)。冬にはちょっと寒い生地です。
 パンツの下にはニーウォーマーと防寒用ではないふくらはぎのサポーターを着けました。ちょっと寒かったですが、こっちはなかなかよかったと思います。
 それからイヤーウォーマー。これは冬の必需品です。

 平塚のマクドナルドで最初の休憩。前回の岐阜行きと同じです。休憩というよりもトイレタイム。もうちょっと続けて走りたい気分でした。
 店を出ると身体が暖かい店内に慣れてしまって、しかも薄着のため、ものすごい寒さです。走っていればすぐに温かくなると思いましたが、なかなかそうはいかず、ちょっとやばかったかもしれません。こまめにフリースを脱ぎ着するべきだと思いました。

 平塚のあたりで夜明け。できれば小田原あたりでと思っていたので、けっこう遅れてしまいました。
 箱根はここ数年、岐阜行きのときしか走っていなかったので、いつもリアキャリアとバッグをつけていました。
 今回はある程度身軽なので、楽に上れるかと思ったのですが、箱根口ですでにバテ気味。けっこうつらい上りとなってしまいました。
 カタツムリのようにのろのろと上っていると何人かのランナーにあっさり抜かれました。箱根駅伝の準備でしょうか?
 そのうちに激しい眠気が襲ってきました。ハアハアしながら上っているのに眠くなるってどういうこと?と思いながらも、ちょっとフラフラしてきて危ないので、道路の端に停めて立ったまま数分目を閉じてみます。岐阜行きのときの深夜の走行時によくやっていたことですが、こんなところでやるとは・・・

 やがて国道1号最高地点。手前の電光掲示板には凍結注意-2℃の文字が・・・

 芦ノ湖は天気がよくて、湖も空も青くて、富士山も見えて・・・いい景色でした。

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 箱根峠からは下り。すでに12:00を回っていました。下りの凍結が心配でしたが、かなり日が照っていてその心配はなさそうでした。
 この写真、ちょうど太陽がいい位置で、遅くなってしまったけどよかったかも・・・

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 沼津を過ぎたあたりで前回と同じく海岸沿いの道に出てみます。
 ちょうど入ったところに猫がたくさんいて、自転車を停めてレインウェアを脱いでいたら寄ってきました。

 ちょっと猫と遊びたかったけど、遅れているので我慢して出発。

 この道路、海岸にはごみがあったり、いろいろ打ち上げられていたりと、ちょっと眺めがイマイチですが、富士山も見えて気持ちよく走れます。

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 思うように脚が回らないと思いながら由比を目指して走ります。
 やがて太陽は沈んでいってしまいます。

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 由比に着いたのは16:30。
 楽しみにしていた漁港にある「浜のかきあげや」に行きましたが、15:00までで閉まっていました。

 どこかの食堂で食べようと店を探しましたが、どこも休憩中で夜の部は17:00から。
 駅からちょっと離れたお店が開いていたので、ここで食べました。
 生の桜えび、茹でた桜えび、かき揚げ、そして「沖あがり」という漁師鍋。
 なんだかあっという間に食べ終わってしまいました。
 かき揚げはもうちょっと桜えびがぎっしり詰まったようなものを想像していたので、ちょっと残念な気も・・・
 今度自分で作ってみるか・・・

 食事の後、そのまま駅に向かい、18:00に輪行で帰りました。

 電車が来る直前だったので、写真が斜めになってしまった・・・

 暖かくなったら、身体を鍛えて、今度は「浜のかきあげや」さんに・・・?

 それにしても前回はこのまま岐阜まで走ったなんて信じられないくらい疲れました。
 やっぱり出発前にはしっかり睡眠をとらなければ・・・

 すべての写真はflickr

2011.10.27

東京から岐阜まで440km今年は完走!

 一昨年昨年と東京から岐阜を目指して自転車で走り続けましたが、途中で電車に乗ってしまいました。
 今年も完走めざしてやってみることにしました。
 今年で止めにしたいということもあり、今回は極力寄り道をせずに最短で、しかも暗いうちにスタートして、走るのが嫌な由比あたりを明るいうちに走る計画にしました。
 また今年は天気予報が雨であったことも早く出発した理由の一つです。
 なるべくなら夜道は走りたくないものですが、どうせ走るなら多少慣れた自宅に近いところの方が楽だと思ったのです。
 夜中1時前に家を出て、平塚あたりでトイレに行きたくなったのでマクドナルドでちょっと早い最初の休憩。
 箱根入口に着いたのがまだ夜明け前。コンビニで休憩しながら夜明けを待ちました。
 箱根を走るのはこの数年、いつものこの旅のときだけ、年に一回です。
 この日は夏に着ている長袖Tシャツの上にアウトドア用の襟付きのシャツを着ていました。
 走り始めてまもなくすると暑くなって来て、シャツを脱いで長袖Tシャツ一枚になりました。
 また、一昨年のこの旅で膝の痛みが出てしまったことと、今年スイスで膝を痛めたことから、ニーウォーマーをつけていましたが、これはずっとつけたままでいました。
 つけていても、さほど不快感が無かったことと、多少でもサポートされていないかと期待してつけっぱなしにしました。

 箱根の勾配はたまに行く峠に比べたら緩やかだと思いますが、距離が長い分辛いです。

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 最高地点を越えて、いつも見る五輪塔を見ていたら、管理しているおじさんに会いました。
 私がこれに興味があると思ってくれたのか、その先の駐車場の先にトンネルがあって、その先に石仏があるので見るといいと教えてくれました。

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 トンネルの先、すぐに石仏があって、散歩道のようになっていました。ゆっくり見てみたいと思いましたが、先を急ぐのでこの先はまたの機会に。

 ここからは下って芦ノ湖に向かいますが、やっぱりこの季節長袖T一枚での下りは冷えます。
 芦ノ湖のコンビニで中華まんを買って食べます。
 芦ノ湖から箱根峠までまた上ってそこから先は下りです。上り始めに脱いだシャツを着て下ります。

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 今回もチューブスのキャリアにオルトリーブのフロント用バッグをつけました。ザックも背負っています。
 荷物はレインウェア、輪行袋、着替えなどです。

 今までは沼津港で海鮮丼を食べていましたが、今回は寄り道になるためルート上で見つけた店で食べることにしました。
 まずは明るいうちに由比を目指します。時間的にはかなり余裕がありました。
 由比を明るいうちに通るのは初めて。さくら海老のかき揚げや生シラスの店が多く、時間的にも食べたかったのですが、まずは由比を出たいという思いが強く、お預けです。

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 田子の浦港は今まで夜だったので、ちょっと不気味というか怖い感じの夜景が見れなくて残念な気もしました。

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 今まで由比周辺は夜しか走ったことがなく、どこを走ったらいいのかわかりませんでしたが、自転車は太平洋自転車道を走るのでした。
 由比の街に入る前、由比の街を出た直後も国道1号が自動車専用になってしまうので、海岸沿いの道を走ります。

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 海岸沿いというか防波堤のような自転車道を夜に走るのはいろんな意味で怖いので、やっぱり昼間に走るのが正解と思います。

 由比を抜けてそろそろ昼食を食べたいと思ったのですが、先程まであったさくら海老のかき揚げや生シラスの店は見なくなってしまいました。
 しかたなく、そのまま清水港まで走って、寿司を食べることにしました。

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 ちょうどこのあたりからそれまでポツポツと降っていた雨が本降りになってきたため、雨具を着ます。
 また、今回は休憩のたびに脚のマッサージをしました。
 太腿、ふくらはぎ、特に以前痛めた膝は入念にもみほぐします。適当な自己流ですが・・・

 もう一つの難関(走るのが怖いだけですが)が大崩海岸を通る県道416号線。自転車では日本坂トンネルを避けるため、ここを走ることになります。
 崖を迂回して海の上を走る道路はわりと気持ちいいのですが、その先の崖の上の道を夜走るのは怖いです。
 また、道幅に余裕の無いトンネルもあります。
 過去に夜走ったときは、走り屋の車が走っていました。それほど危険を感じる状態ではありませんでしたが、やはり気になります。
 今回はちょうど日が落ちたところで、崖の道では真っ暗になってしまいました。
 上の方から見る街の夜景はきれいなのですが、あまり楽しんでる余裕はありませんでした。

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 焼津を出てからはずっと国道150号を走ります。
 それまで体力的に岐阜までたどり着けるのか不安でしたが、走行距離が200kmを超えると、なんとなくハイな状態になってきた気がしました。
 しかし、23:00くらいから眠気がかなり強くなってきました。今回は夜に出発しているので、当然かと思いながらも雨の中を走ります。
 あまりに眠たくて、これ以上車道を走るのは危険と思い、歩道を走ったり、コンビニで休んだりしました。
 仮眠を取りたいのですが、やはり雨の駐車場では寝ることができません。
 この日は暑かったので、長袖Tシャツに雨具。汗でTシャツが濡れてしまって、走っていないと身体が冷えてきます。
 途中、コンビニでTシャツを着替えました。その後しばらくは快適でしたが、やはり蒸れて汗で濡れてしまいました。汗を外に出してくれるファイントラックを着てくればよかったかと後悔しました。

 どのあたりだったか、道路の端のアスファルトがレールのように進行方向沿いに波打っていて水がかなりたまっていました。
 また、白線に出っ張りがつけられた箇所もあり、自転車が走るラインが狭くて困りました。しかたなく水がたまったところを走ります。
 前輪が雨水を巻き上げ、ライトがこれを照らします。
 ライトは前回のこの旅から使っているSupernova E3 Triple。このライトが無ければこの旅も続けていなかったかもしれません。
 街灯が無くてもそこそこ走れるだけの明るさがあります。道路標識も明るく照らしてくれて安心です。
 ハブダイナモだと、乾電池の交換時期、光量が落ちてきたのではないかと気になったりすることがありませんし、なにしろこのライトは明るいです。

 2:00くらいに浜名湖の弁天島に着きました。
 前回はここの公園で爆睡。今回も屋根があるので寝れないかと思いましたが、風が強くて寒く、とても寝られる状態ではありませんでした。
 コンビニの外にベンチがあったので、ホットのペットボトルを握り締めながら寝ようとしましたが、やはり寝られませんでした。
 近くからずっとカラオケの音が聞こえていました。
 自転車を押して歩くと、ブレーキのあたりからガリガリという音が・・・ずっと水溜りの中を走っていたので、ホイールに砂というか小石がついてしまっていたのでした。コンビニに水道があったので、ちょっとペットボトルに拝借して洗い流しました。完全には落ちませんでしたが、それほど傷はつかなかったようです。
 コンビニでみんみんなんとかという眠気覚ましを飲んで出発。しかし、これが失敗。胸がむかむかして気持ち悪くなってしまいました。こういうときに初めてのものは止めたほうがよさそうです。

 その後豊橋市に入って、大きめのマクドナルドがあったので、ここで休むことにしました。
 席がたくさんあるので、目立たないところなら寝られるかと思ったのです。
 食べながら一時間くらい寝たでしょうか。夜が明けてきたので、出かけることにしました。

 やっぱり仮眠すると眠気も覚めて走りも違います。まるで別人のよう?

 一昨年の終点、音羽蒲郡を過ぎるとそこからは未知の世界。
 ずっと平坦な道が続くものと思っていましたが、緩やかに上りが続きます。緩いとはいえ、かなり走ってきたので辛いです。
 岡崎市からはずっと下りになりました。しかし、雨が強くなってきて土砂降りです。
 下りでブレーキが効かず怖い思いをしました。反対車線では車がガードレールにフロントをぶつけて大破していました。このためずっと渋滞でした。
 リムに付着する小石も含めて、こういうことがあるとディスクブレーキが欲しくなります。

 いよいよ名古屋。時間的にもここまで来たら岐阜まで行くしかありません。

R0013578-1

 昼近くになって晴れ間が見えてきたので、雨具を脱ぎました。
 この日も暑く、長袖Tシャツ一枚で十分。

 一宮市から羽島方面に向かい、墨俣一夜城を目指します。

R0013581-1

 15:20頃、祖母等の眠るお墓に着いて墓参り。
 もう20年くらい前になるか、「岐阜のおばあちゃんの家に自転車で行こう!」と意気込んで出発したものの、初めての箱根でオールアウト。三島から新幹線に乗って岐阜まで行くという屈辱を味わいました。
 すでに祖母もその家も無くなってしまいました。

 その後、岐阜駅のホテルに向かいました。

 全走行距離は440km。時間はお墓までが38:35。ブルベの400km 27時間という制限時間から比べるとすごくのんびりf^_^;)
 まぁそんなところを目指しているわけではないし…

 到着の翌日は岐阜観光、紅葉を見たり鮎を食べたり…帰りは新幹線です。

IMG_3180

 今年はだらだら走ってしまった昨年の反省もあって、こんな表を作って臨みました。
 前半は数時間くらいのかなりの余裕があったのですが、後半の眠気と雨で大きく遅れて、結果的には予定よりも遅れてしまいました。
 しかし、この目安があったのはよかったです。
 早く着いたら琵琶湖まで行ってみようかとも思ったのですが、時間的にも気力的にもあきらめました。

IMG_3131

 GPSの垂直プロファイルです。

20111021-22東京~岐阜

2011.09.24

マイクロシフト(microSHIFT)デュアルコントロールレバー

 久しぶりにというか、大人になって初めて購入したドロップハンドルの自転車に驚いたのは、変速機のレバー(コントロールレバー)でした。
 ハンドルから手を離すことなくブレーキレバーとその同じ位置にあるレバーでシフトチェンジできるなんてほんとに驚きでした。
 しかし、私が購入したのはシクロクロス。ブレーキレバーが多方向に動くのはなじめませんでした。
 レースをするわけではありませんが、それまでMTBに乗っていたため、未舗装路を走れない自転車は考えられず、シクロクロスを選びました。
 タイヤはツーリング用のロードタイヤにしたものの、未舗装路を見つけては走っていました。
 購入してしばらくして走った里山の荒れた下りでブレーキをかけたときに、レバーが内側に曲がってシフトしてしまい、怖い思いをしました。
 それ以来、ブレーキレバーでシフトしないコントロールレバーを探していたのです。
 該当するものにカンパニョーロ、スラムのものがありますが、ディレーラー等も交換するのは避けたかったことと、私の自転車はフロントがトリプルであるため、合うものがありませんでした。

 そして見つけたのがマイクロシフトのデュアルコントロールレバー。
 最初見つけたときは、日本ではほとんど扱っているところが無く、あってもフロントトリプルのものは扱っていませんでした。
 海外通販でも台湾しか見つからなかったため、そのときはあきらめました。
 その後、なんとなく探してみたら、日本でも扱っているショップが増えていたので、購入することにしました。
 結局、調べていて欲しかったモデルを日本で取り扱っているところが無かったので、eBayで購入しました。
 購入したのは、SB R103Bというモデル。(今思えば、CENTOS 3X10 speedがありました。)

 シフト操作ですが、小さいギアに落とすには(リアの場合シフトアップ)ブレーキレバーの根元の方の小さいレバーを使います。
 指を曲げてレバーを押すか、指を伸ばしたまま間接のあたりで押します。
 タッチはパキッというような、ちょっとチープな感じですが、はっきりとしています。
 大きなギアに上げるにはブレーキレバーに沿った長いレバーを使います。
 シマノと逆のような感じなので、最初はよく間違えました。
 ラバーはシマノより気持ち薄くて硬い感じがします。

 やっぱりブレーキレバーが曲がらないというのは安心感があります。
 ただ、転倒したときにレバーの逃げがないので、ブラケットを少し緩めに固定しました。

 今回のコントロールレバー交換とあわせてチェーンリングガードも装着し、以前からやりたかったことは一通りできて、自分の思う自転車に仕上がりました。
 あとはフレームがチタンになれば・・・なんて。

サイクルベースあさひ
ダイアコンペ [DIACOMPE]
グランコンペZERO「SL-800」 2x10s

フロントダブルならダイヤコンペという選択肢もあります。シマノ対応です。

CENTOS Tripul SB-R103E-SI 3x10s



SB-R102B 2x10s





2011.09.03

終わりの無いサドル探しの旅 一つの終着点か?SELLE SMP Lite 209

 終わりの無いサドル探しの旅?とりあえずロード(シクロクロスベースのツーリング)については一つの終着点にたどり着いたようです。
 以前、期待外れに終わったSELLE SMP PLUS
 その後、購入してなかなかよかったSelle Italia Max Flite Gel Flowですが、やっぱりSELLE SMPの乗り心地が忘れられず、他のモデルなら長距離もいけるのではないかと思い、他のモデルを検討しました。
 選んだモデルはLite 209。
 幅が広いPLUSに比べると細くてパッドが厚めのモデルです。
 最初はPLUSを購入するときに比較したPROにしようかとも思いましたが、PLUSの悲劇が忘れられず、ちょっと小ぶりのLite 209にしました。

 購入したのは一年前。すでに100km超のロングも何回か走り、長くつきあえそうな気がしています。
 大きな穴の開いた形状は他のサドルとは別格の乗り心地です。
 厚めのパッドといっても私にはやや硬めで、長距離ではパッド付きのパンツでちょうどいい感じです。
 PLUSでも同様でしたが、大きな穴の開いた形状のためにエッジがきついので、信号待ちなどの停止時にうまくお尻をずらさないと、けっこう痛い思いをします。
 また、弓なりで座る位置が固定されるタイプだと思いますが、きつい登りでは前の方に座ったりしています。前述のとおりエッジがきついので、すわり心地はよくありませんが・・・
 また、それほどでもない登りでは、後ろが反り上がっているで、ふんばれる気がします。
 痛みの無いサドルとは言えませんが、一年走ってみて交換しようと思わないのは、かなり気に入っているのだと思います。(痛みは半分あきらめています。)

IMG_0771

IMG_0774
このリアビュー、かっこいいです。

IMG_0772
PLUSとの比較
PLUSは一時期、ブロンプトンにつけてみましたが、やっぱりやめました。
今はブロンプトンのサドルを探し中です。

IMG_0773
Selle Italia Max Flite Gel Flowとの比較
Max Flite Gel FlowはポケットラマとMTBにつけています。
サスペンションの無いポケットラマにはウィング・サスペンションが効いているようです。

IMG_0791

 SELLE SMPのホームページのSELECTION TABLE。大雑把ですが、モデルの選択の参考になりそうです。
 同じくホームページの製品説明にはベースとなるモデルが説明されています。
 PlusはProと同じボディのようなので、私にはLite209でよかったかなと思います。

サイクルベースあさひ SELLE SMP LITE 209

サイクルベースあさひ SELLE SMP ストライク PRO
PLUSとの比較があります。
PLUSは女性用かな…?

【T】Selle SMP サイクルサドル Lite 209/ブラック

【T】Selle SMP サイクルサドル Lite 209/ブラック
価格:18,900円(税込、送料別)

2011.05.18

鋸山林道(東京都)

 5月14日、鋸山林道に行ってきました。
 鋸山林道は昔、初めて買ったオフロードバイク HONDA XL125Rで林道ツーリングに行ったところでした。
 そのときはもちろん未舗装路で、細くて勾配があって谷が深く、林道ツーリングって嫌だなぁと思ってしまったのを覚えています。
 完全舗装化された後にオートバイで走ったこともありますが、自転車で走るのにちょうどいいかなと思って行ってみることにしました。
 自転車はMajorJake(シクロクロス)です。タイヤはシュワルベマラソンです。
 走った結果は、舗装化といってもかなり路面が荒れていて、スピードを落とすための?溝も走りにくくて、かなり体力を消耗しました。路面が平らだと走りやすいとあらためて実感しました。
 また、勝手に入山峠ほどではないかと思っていましたが、標高が1,000km弱とかなり高めできつかったです。
 それでも、ときおり見える見晴らしのいい景色には、思わずヤッホーと叫びたくなりました。

 鋸山に入る前に払沢の滝を見に行きました。
 最初は行かないつもりでしたが、思ったほど早く着いたのと、それほどの寄り道ではなかったようなので…
 滝まで自転車に乗っていくことは出来ません。途中で置いていこうかとも思いましたが、ひいていきました。

払沢の滝

払沢の滝

払沢の滝
 マイナスイオンたっぷりって感じです。

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 林道に入る前にトイレがあります。
 峠にもあって、けっこう施設はいい感じです。

鋸山林道

鋸山林道

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 峠

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 熊がいるようです。

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 下り。奥多摩側の路面。こんな風に荒れてます。

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 途中で入ってみたダート。町を見下ろします。
 野鳥が鳴いていていい感じでした。

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 昼食を食べ損ねて、福生バーガー、B.L.T. レギュラーサイズ。
 ちょっと食べすぎ…

20110514Nokogiriyama
 GPSの垂直プロファイルです。

 走行距離は104km。標高とあわせて軽く考えて出かけたので、辛かったです。

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