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登山

2015.10.17

HILLEBERG ROGEN(ヒルバーグ ルーガン) 理想のテントを求めて…購入、使用、改造

 今シーズンは新しいテントを購入してテント泊の登山をしました。
 購入したテントはヒルバーグのルーガン(HILLEBERG ROGEN)という3シーズン用のモデルです。

【購入】

 最初は人気の軽量モデルを購入しようかと思ったのですが、生地や部品の耐久性が気になって見送り、無難な安定のロングセラーモデルにしようかとも思いました。
 しかし、今回購入するのは3回目。次に購入するのはそれなりにこだわったものにしたいと思うようになりました。
 そんなときに目に留まったのがヒルバーグのテントでした。
 フライにポールを通してインナーが一体となっている一般的なドームテントとは違う構造。最初に購入したシェラデザインズの吊り下げ式テントは気に入っていましたが、雨の日の設営や撤収時にフライを先に張ったり、インナーテントを先に収納したりできないものかと考えていました。ヒルバーグのテントはそのときに考えていた形態とは異なりますが、そのときに求めていたものにかなり近いものでした。
 しかし、通常のテントの倍近くする価格は明らかに予算オーバー。しかし、ショップで張ってもらって、説明を聞いていると、このテントが欲しいという気になりました。生地などの耐久性(丈夫さと加水分解しにくい素材)を考えると、そんなに思うほど高くはないのではないかとも思いました。ホームページの説明を見るとヒルバーグのこだわりと製品のよさがわかります。

 購入対象に考えていたのは、4シーズンモデルのUnna(ウナ)か3シーズンモデルのROGEN(ルーガン)でした。カタログ値ではそれほど気になりませんでしたが、ショップで持ち比べてみて、体感的に重量差が大きく感じられたため、ルーガンを選びました。ルーガンは出入口がメッシュで国産のテントのようにメッシュパネルを覆うカバーがついていないことがネックでした。今まで使っていたテントからすると信じられないくらいの感覚でした。しかし、残雪期でも使っている人のブログ記事を見たり、冬でも使うという店員さんの話を聞いて使ってみようかと…ちなみに店員さんからは寒さの感じ方は個人によって違いますからと、念を押されました。


【使ってみて 初回】

 初めての使用は8/18-21の立山、雷鳥沢キャンプ場での3泊でした。
 設営は基本的にインナーテントと一体になったフライのスリーブにポールを通して立ち上げるだけです。フットプリント(グランドシート)も四隅に固定して一体化できます。

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 出入口、前室は両面にあります。一人で使うには無駄にでかいという気もしますが、この後の混雑したテント場では人が通る出入口に使った方とは反対側の前室でストーブを使いました。

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 アウターとインナーの間の空間はわりと広めです。インナーテントが黄色のせいか、ここにハエなどの虫が入ってしまい気が滅入りました。撤収時にはどうしようかと思いましたが、雨だったせいか虫はいなくなっていました。雨だと留まっていてもおかしくないような気もしますが…
 ちなみにヒルバーグのテントは風に強く、強風時はインナーテントがポールとつながっていないため、それほど揺れないようです。強風は体験できませんでしたが…

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 前室は、フライを張り出すための短いポールのため、わりと広めだと思います。快適とまでは言いませんが、十分、調理できる広さがあると思います。
 室内は二人用だけあって、一人だとザックの中身を広げて快適に過ごせます。二人の場合は、一部の荷物を前室に出したくなるかもしれません。そんなときは二つある前室は便利ですね。

 気になるメッシュの出入口ですが、夜に寒さを感じて何度か起きました。しかし、シュラフの中はそれほど寒くてしょうがないという感じではなく、そのまま寝てしまいました。朝起きてマットレスを見るとディンプルの中に水が溜まっていました。以前にテント泊したときはこんなことはなかったので、かなり温度差があったのかと驚きました。

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 最後の夜は雨でした。けっこう降っていたようで、平らな場所に設営して特に対策もしていなかったため、ちょっと心配でしたが、なんの問題もありませんでした。

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 小雨の中、濡れたテントを撤収するのは気が滅入りますが、ポールを抜いて畳むだけなので意外と楽な作業でした。しかし、ザックへの収納は小雨程度でよかったと思いました。本降りだったらどうしたものか…


【使ってみて 二回目】

 二回目は9/19-22、妙高へ行きました。初日は笹ヶ峰キャンプ場で泊まりました。

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 フットプリントも取り付けて収納しておいたので、広げてポールを通して立ち上げるだけです。

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2015.09.19

2015.09.20

 広いキャンプ場なので大きさも気になりません。混雑したテント場では、片方の前室は張り出さずに張れるといいのですが…

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 テントの中に灯りをつけて星空を撮影してみました。

2015.09.20

 2泊目、3泊目は高谷池ヒュッテのテント場です。笹ヶ峰からはけっこう急登なところもあって、ザックが重くて疲れました。やっぱり気持ち良く歩くにはもう少し軽量なテントが欲しくなります。
 シルバーウィークだったので覚悟はしていましたが、テント場はいっぱいで臨時の場所での設営です。一人で大きなテントは気が引けますし、到着が遅くなると場所の確保にも困ります。奥の笹薮の中に設営している人もいました。こういうことがあると、やっぱり自立式がいいかなと思ってしまいます。ヒルバーグからは、2016年にNiak 1.5というROGENを小型化したようなモデルが出るようです。ただ、重量はENAN(エナン 総重量1.1kg 非自立式)ほど軽量にはならず、前室もROGENほど広くないようです。

 前回の立山から一ヶ月ほど後で、季節はもう秋といった感じでした。気になる夜ですが、やっぱり寒くて何回か起きました。しかし、前回と同じくシュラフの中はそれほど寒いといった感じではありませんでした。今回は夜にわりと風が吹いていたので、外気が室内に入ってきていたようでした。おそらく顔が冷たくて起きたのだと思います。また、シュラフカバーが結露でぐっしょり濡れていたのには驚きしまた。寒い室内と吐息の温度差でそうなったのだと思います。シュラフカバーの結露でシュラフも濡れてしまったので、ちょっと室内の温度が低すぎるんじゃないかとも思いました。でも室内の温度が上がればテント自体の結露が多くなるでしょうし…どちらをとるかということなのかもしれません。

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 朝起きると、テントの内側にかなり結露が発生していました。手で触るとけっこうな水滴になりました。フライの内側にも結露は発生していました。フライを揺らして落とすと、少しメッシュを通して入ってきます。

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 最後の夜はかなり寒くて、夜中に起きて薄手のフリースを着込みました。朝起きて外に出ると、なんと夜露が凍っていました。最初は出入口だけかと思いましたが、全体的に凍っていて、撤収に手間取ってしまいました。


【使ってみて その後…】

 二回のテント泊で使ってみて、やっぱり常時メッシュの出入口は自分には寒いという印象です。着込めば身体は温かいのですが、顔が冷たくて起きてしまうようです。シュラフカバーの結露も気になります。どうせテント内に結露が発生するなら、もう少し暖かくしてもいいんじゃないかと…
 そんなことから、メッシュパネルを覆うカバーを取り付けてみました。換気のため全部閉めることは無いと思いますが、メッシュの面積を調整することで室内の温度を調整できると思います。

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 このテントの重量ですが、大雑把な体重計での軽量ですが、フットプリント、ポール、ペグ込みで2.4kg、フットプリント無しで2.0kgです。おそらく100g程度重めに計測されていると思います。
 ヒルバーグのテントは収納サイズが大きいと思われるかもしれませんが、他のメーカーのようにぎゅうぎゅうに詰め込んでなくて、すごくゆったりしているので、けっこうコンパクトにすることができます。

HILLBERG ROGEN

 ちょっと重めなので、個人的にはベースキャンプや比較的楽な山歩き用かなと思いますが、オートバイや自転車、カヤックにもいいかと思います。山でも他の荷物を軽量化して縦走に使いたいとも思いますが、カメラや三脚も持っていきたいので、なかなか軽量化は難しそうです。やっぱりENANが気になるなぁ…(^^)

2015.07.08

デジタル一眼カメラをザックのショルダーハーネスに固定 Peak Design キャプチャープロカメラクリップ

 デジタル一眼カメラ(OLYMPUS OM-D E-M1)をぶら下げたまま自転車に乗ったり登山したりできないかと思い、ザックの首のループから自作のストラップで胸にぶら下げたり、ニンジャストラップを使ったりしていましたが、やはり固定しないとカメラをぶつける恐れがあると思っていました。
 ザックのハーネスにカメラを固定する製品がいくつか出ているのを知って、検索してみて、Peak Design キャプチャープロカメラクリップという製品を購入してみました。
 ザックのハーネスに取り付ける金属製の台座とカメラの三脚のクイックシューのような部品(プレート)でカメラを取り付けます。プレートのネジは標準では、付属の六角レンチで取り付けるタイプなので、手で回せるネジも購入しました。

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 写真の左上の赤いボタンを押してカメラを取り外します。
 プレートにはマンフロットRC2プレート対応雲台用のアダプターがついています。持っているManfrottoのbefreeの雲台に取り付けられました。このプレートをカメラに取り付けたまま、三脚にも取り付けられるので、便利です。
 また、本来はアルカスイス互換のプレートということで、アルカスイス互換の雲台に取り付けられます。アルカスイス互換については今回初めて知って、対応のクランプを購入して他の三脚に取り付けました。横がマンフロットRC2、縦がアルカスイス互換という状態です。

 取り付けた感じですが、横長のプレートのハーネスからはみ出た部分が胸や腕にあたるので気になります。あまり気にならないように少し下の方に取り付けてみました。まったく気にならないという状態にはなりませんが、まあいいかなという感じです。
 カメラの固定具合については、かなりいい印象です。特にぐらついたり、左右バランスが気になるということもありませんでした。左右バランスについては、取り付けるカメラや人それぞれに感じ方が違うと思いますが… ぐらつきについては、ネジでプレートの締め付けを調整できます。脱着のしやすさと、しっかりした固定の引き換えになります。上の写真の右の突起がそれです。装着したまま手で簡単に調整できます。状況によって調整するのもありかもしれません。

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 ブロンプトンで近くの公園に出かけてみました。本来はザックの中にカメラを入れるべきですが、快適なので、このスタイルに慣れてしまいそうです。
 登山では未使用ですが、この調子ならかなり期待できそうです。

 コンデジ(OLYMPUS TG-4)用に Peak Design POVキットforキャプチャー POV-1 も購入してみました。これをつけて動画を撮ってみるのも面白いかもしれません。

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 公式のビデオを見ると、いろんな使い方がわかります。


2015.02.15

2015/2/11 谷川岳 冬山登山

 今年は雪山登山を始めてみました。先月の北八ヶ岳、北横岳は初めてアイゼンを使って登った山でしたが、スノーハイクに近い山登りといった感じでした。
 そして初心者向けの冬山として登ってみたいと思っていたのが、東京から日帰りで行ける谷川岳でした。谷川岳というと恐ろしいイメージがあるのですが、ルートによるようで、初心者でも楽しめるようでした。時期的には雪が締まってくる3月がいいらしいのですが、天気のいい日がなかなか無いとのことで、休日の天気をチェックしていたところ、晴れ予報だったので、行ってみることにしました。
 装備は12本爪アイゼンと初めてのピッケル、ストック(アルパインポール)、そして、先日購入したモンベルのアルパイン スノーポンです。アルパイン スノーポンはカジタックスのアイゼンを装着したまま装着できるスノーシューです。前回の北横岳で初めてワカンを使ってみましたが、柔らかい雪には、なんのストレスもなく踏み抜いてしまうため、やっぱりスノーシューかと思い、アイゼンとの併用が可能なこの製品を購入してみました。

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 9:30ごろにロープウェイで天神平に到着。アイゼンを装着して、まずはトレッキングポールで登山を開始しました。運動不足の私には最初からけっこうきつくて息が上がってしましました。
 しばらくして斜面の途中でフリースを脱ぎました。北横岳では脱がなかったのですが、序盤からかなり体が熱くなってきました。

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 今までのスノーハイクとは違い、やっぱり山登り、疲れるなぁと思いながら、このペースで山頂まで行って帰って来られるのかと不安になりました。それでも10:40に熊穴沢避難小屋(上の写真。小屋自体は雪に埋まっています。)を通過、その後の登りもたまに膝まで踏み抜いたりしましたが、なんとかこなして、12:16に肩ノ小屋との分岐の指導標にたどり着きました。

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 山頂のトマの耳はすぐ先で12:30に到着。日帰りとしてはまずまずのペースでした。

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 登り始めから素晴らしい眺望ですが、山頂からの景色は絶景でした。360度、近くから遠くまで続く山並み、しかも雪山という景色は素晴らしかったです。

 RICOH THETAで撮影した山頂からの全天球画像です。解像度は低いですが、感動が蘇ります。

 トマの耳では冷たいおにぎりを一つ食べて、もう一つの山頂、オキの耳に向かうことにしました。
 ここでストックをしまって、ピッケルに持ち替えました。トレッキングポールの長さの調整は回転式ですが、手が滑ってなかなか収納できませんでした。皮か滑り止め付きの手袋を持ってくるべきだと思いました。(ザックに入っていたのですが…)

 オキの耳は意外と近いのですが、これがそうだとは思えず、先に進みました。
 やがて雪に覆われた大きな看板のようなものが見えてきました。浅間神社 奥ノ院の鳥居だったのですが、このとき地図を確認せず、わかりませんでした。時間的にも限界と思い、これをくぐったところで一休みして引き返しました。その先は一ノ倉岳だったのですが、先に進まなくてよかったです。トマの耳までは他の登山者が多くて地図を見ずに登ってしまったので、つい、地図の確認を忘れたというか、見てもわからないだろうと思ってしまいました。反省です。

 初めてのピッケルは、最初はなんともいえない違和感というか不安な感じがありました。平坦なところでは、歩いていても地面に突けるわけでもなく、これはどうしたものかと…しかし、勾配がきつめの登りになるとちょうどいい長さで、滑落停止も考えると頼りになるというか必須の道具であると感じました。ヘッド(ピック)を使った滑落停止の練習をすることなく来てしまったので、なるべくイメージするようにしました。ピッケルにはハンドリーシュとショルダーループをつけて身体に括り付けました。
 また、下りで膝まで踏み抜いてバランスを崩して、さらにザックの重みで転がりそうになったときも、ズッポリと突き刺したピッケルのヘッドにしがみついて転がらずにすみました。

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 下山時には他の登山者は先に下ってしまい、たまに人と会う程度で、ほぼ一人で下りました。ロープウェイ乗り場が見えてきて、このペースだと16時ごろにはロープウェイ乗り場に着けるなと思ったのですが、ルートを間違えて自力で下山することになってしまいました。
 天神平峠展望台だと思いますが、あの丘を迂回して行くルートだと思って進んでいくと、登って来た時にはそれほど雪が深い感じはなかったのですが、何度も膝まで踏み抜いてしまい、かなり疲れてしまいました。そこで、アルパイン スノーポンを装着しました。アルパイン スノーポンにはヒールリフターが無いため、登りでは足首が疲れますが、下りではアイゼンの後ろ爪を効かせることができるので、通常のスノーシューよりも楽に安心して下れます。しかし、これが災いして、下ったところに正しいルートがあると思い、下っていった結果、ルートを間違えたことに気がついたのです。しかし、今さら登る気力もなく、そのまま自力で下ることにしました。どう考えても登った方が楽だったのですが、登ってからルートを探すことも考えると下ろうと思ってしまったのです。ここでも地図を確認すれば間違えなかったかもしれないと反省しています。地図だけでなく、下るのではなく登って確認することについても…しかし、スノーボードらしき跡があったのと、ロープウェイの位置を確認していたこともあっての下りでした。
 ルートとしては、田尻尾根のロープウェイとは反対側の斜面を下っていったようでした。
 フカフカの雪はスノーシューでもかなり埋まっていきますが、アイゼンでは先に進めなかったと思います。
 不安と疲れの中、尻で滑ったりもしながら下りました。やっとスキーヤーやスノーボーダーが見えてきて、ロープウェイ乗り場に着いたのは、17時少し前でした。バスの時刻を見ると17:00が最終でした。途中でバスの時刻を確認するのも忘れていました。というより確認しても急げないので仕方がないといった感じでした。急いで下山届けを出して、やってきたバスに乗りました。帰りの電車はまだまだ余裕がありました。
 ハプニングと反省しなければならないことがありましたが、いい天気で絶景を楽しめた、初めての雪山登山といっていい経験でした。

 他の写真はFlickrにアップしました。

2015.02.01

2015/1/18 北八ヶ岳 北横岳

 入笠山に続いて北八ヶ岳の北横岳に行ってきました。今回はスノーシューではなく、12本アイゼンとワカンを持って行きました。ガイド本によるとアイゼンも大袈裟のようでしたが、購入後使ったことのないアイゼンの練習をしたかったのです。ただ、ピッケルはやめてトレッキングポールを使いました。
 JR茅野駅から北八ヶ岳ロープウェイの乗り場まで行き、ロープウェイで標高2,237mまで上がります。
 スノーシューの人もけっこういましたが、坪庭の先は細くて勾配のある登山道のようなルートなので、ちょっと歩きにくいのではないかと思いました。
 アイゼンはすごく歩きやすかったです。急な登りでは最初、ズルズルと滑ってしまい、つま先で蹴り込んだりガツンと靴底を踏み込んだりして登りました。勾配のきつめな下りでは安心して下れました。
 入笠山とは違う風景で低めの木々に雪が積もってミニスノーモンスターのようでした。また、海老の尻尾も見られて、ちょっと感動でした。

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 山頂(南峰、北峰)はものすごい強風でゆっくり眺望を楽しむ感じではありませんでしたが、素晴らしい眺望でした。

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 この他のすべての写真はFlickrにアップしました。

2015/1/12 入笠山スノーシュー

 入笠山へスノートレッキングに行ってきました。入笠山へは富士見パノラマリゾートから入って行きます。JR富士見駅からバスで富士見パノラマリゾートまで行き、さらにゴンドラで山頂駅まで行きます。
 入笠湿原を含めて見通しのいい原っぱや林のようなルートを進みます。山頂近くはちょっと登山っぽい感じで特に下りはスノーシューでは歩きにくいですが、全体的にスノーシューが楽しいコースだと思います。アイゼンの人もなにもつけてない人もいました。
 山頂は360度見渡せる眺望です。前日に前から買おうか迷っていたRICOHのTheta(シータ)を買って持って行きました。

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入笠山パノラマ

入笠山パノラマ

 その他、すべての写真はFlickrにアップしました。

2014.10.13

ミニ三脚 SLIK ミニプロ7 N(登山、天体撮影用に…)

 ここのところベランダからの天体撮影で活躍しているミニ三脚、SLIK ミニプロ7 Nです。
 搭載機材最大重量2kgなので、コンパクト赤道儀を載せても問題無いと思います。特に登山での星空撮影にはいいと思って購入しましたが、ベランダからも活用できたのは意外でした。うちのマンションのベランダは塀の奥行きが長くて、ちょうどミニ三脚を置けるので、ちょっと特殊な事情かもしれません。

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 付属の延長ポールを装着したところ。


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 ビクセン(Vixen)のコンパクト赤道儀、星空雲台ポラリエ(POLARIE)です。この夏に八ヶ岳に持って行きましたが、残念ながら曇り。本格的な星空撮影には未使用です。


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 別売りのSポールII と組み合わせて、ちょっと安定した一脚のようにすることもできます。
 ただ、このSポールII 、ちょっとごつくて重いので、登山で持って出かける気にはなりませんでした。また、基本的には一脚と考えて、三脚程の安定感は期待しない方がいいです。

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 小型軽量のミラーレスでクイックシューは要らないという場合は、もっと軽量のこちらがいいかもしれません。

 脚が自由に曲げられて、耐荷重5gkのゴリラポッド フォーカスも気になりますが、長時間露光ではブレないか気になります。

 一眼レフ用はこちらのモデルのようです。ミラーレス用のさらに小型のモデルがありますが、こちらの方がいいようです。

 コンパクトデジタルカメラ用の同じような商品を持っていますが、脚の曲げ具合の調整が面倒でうまく使えていません。個人的にはパイプの三脚の方が使いやすそうです。

2013.12.23

ダイヤモンド富士を見てきました(東京都高尾山)

 自宅近辺でダイヤモンド富士が見られる時期ということで、週末のたびに自転車で富士山が見られる場所まで走っていましたが、なかなかダイヤモンド富士は見られませんでした。
 いつどこで見られるのかWebで検索しているときに、高尾山の公式ホームページで毎年12月冬至前後に見られるという記事を見て。ここにかけようと思いました。(ちょっとおおげさ)
 見に行ったのは12月22日(日曜日)。土曜日にザックを背負って出かけたのですが、曇ってきて富士山が見えなかったので、引き返しました。天気予報のライブカメラでも真っ白だったので、ダメだったのだと思います。
 登山口の舗装路はうっすらと凍結していて靴が滑りました。登りはいつもの6号路。数日前に降った雪がとけたらしく地面は濡れていましたが、ぐちゃぐちゃではありませんでした。ただし、途中びちゃびちゃなのはいつもの通りでした。
 登り始めたのは14時くらいで、山頂に着いたのは15時くらい。ちなみにコースガイドでは所要時間90分です。
 すでに富士山が見られる場所にはたくさん人がいました。一番いいところは大きなレンズをつけた一眼レフの三脚。なんとか一番前でまあまあ見られるところを確保しました。もうちょっと早く出てくるべきだったなと思いました。
 気になったのは高尾山山頂からがベストなのかそれとも陣馬山方面、紅葉台あたりがいいのか?せっかくの場所を離れるのももったいないと思い、ここで待つことに。
 16時あたりから日が沈み始めます。一番いい感じの半分くらい沈んだところを撮ったのは16:14くらいでした。
 持って行ったカメラはGR DIGITAL3、TG-2、PowerShot SX210 IS。こんな日はデジタル一眼かミラーレスが欲しくなります。銀塩一眼レフ持っていけばよかったかなとも思います。
 結局、望遠のあるTG-2もPowerShot SX210 ISも太陽がぼんやりしてダメでした。広角のGR DIGITALで撮ります。

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 一番よかったのがこの一枚。上のはトリミングしたものです。枝が写ってしまっていますが、ちょっと出遅れたわりにはいいところから撮れたかなと思います。完全に日が沈んだ後に振り返るとすごい人でした。
 実はダイヤモンド富士にそれほどこだわりがあった訳ではなく、ただ真ん中に日が落ちるだけだろうと思っていました。しかし、実際に見てみると感動的で、まわりからも歓声が上がっていました。
 帰りは4号路から1号路で下山。ケーブルカーも運転していますが、1号路はかなりの人でした。

参考:ダイヤモンド富士が見られる場所と時期 国土交通省関東地方整備局ホームページ

2013.09.15

防水デジカメ OLYMPUS TG-2 山、海、フィッシュアイで水中撮影…

 防水、防塵、対ショックデジカメ、オリンパス(OLYMPUS) TG-2。以前からこのタイプのカメラが欲しかったのですが、コンバージョンレンズも使える製品が出てきたので購入に踏み切りました。
 自転車、登山などアウトドアでの撮影がほとんどなので、雨の日でも撮影したいのと、最近始めたカヤックでは防水は必須なのでした。これまで雨や海の上では防水ケースLIFEPROOFに入れたiPhoneで撮っていましたが、やっぱりデジカメで撮影したかったです。

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 コンバージョンレンズはワイドコンバーターではなくフィッシュアイなのが残念でしたが、本体の焦点距離は35mm換算で25mm~100mm。一般的な広角モデルの28mmよりもちょっと広めです。山の景色等は本体だけでワイドな写真が撮れるので、けっこういいなと思っています。

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どうかなと思っていた太陽の撮影はやっぱりイマイチでした。GR DIGITALみたいに絞り羽根による効果が出ませんでした。しかも本体のレンズガードに反射してしまうようです。
また、バルブ撮影機能も無いので、星空を撮影する楽しみも味わえませんでした。

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 下は昨年の白馬岳登山でGR DIGITAL3で撮影した日の出です。

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 35mm換算で100mmですがズームがついているのも嬉しいです。

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 続いて海…

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 フィッシュアイは地上では違和感がありますが、海中では違和感がありませんでした。やっぱり海の中で使うもの?
 また、フィッシュアイをつけての撮影ではほとんどSCNシーンモードの「水中ワイド1」(水中の景観を撮影するのに最適)で撮影しました。そのまま海上で撮るとー暗めでした。

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 GPS搭載というのもこのカメラの魅力の一つでした。単に撮影地を記録するだけでなく、ロガー機能もあります。何回か使ってみましたが、一日でバッテリーの残量が少なくなって、二日は持たない感じでした。山小屋宿泊ということと、GPS専用機を持って行ったので、途中からカメラのロガー機能はOFFにしました。

 その他の写真はFlickr


2013.09.08

燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳登山 2013/8/25-27 その4 flickrリンク

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 flickrのsetsのリンクです。

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燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳登山 2013/8/25-27 その3 最終日

 最終日、ヒュッテ大槍から槍沢、横尾、徳沢、明神を通って上高地へ出て、東京へ帰ります。
 遅くなっても帰れればいいかと思いましたが、前日に槍ヶ岳に登っておいてよかったです。
 ずっと見てきた槍ヶ岳ともお別れ。やっぱり魅力的な山です。

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 こちらから登るルートも眺めが良くてよさそうですが、上高地から一気に槍ヶ岳は辛そうです。

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 風が吹いていて気持ちがいい。風の谷みたいな…けっこう下の方まで雪が残っている印象でした。

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 槍沢ロッヂ

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 川の水がきれいで気持ち良さそうで、飛び込みたくなります。

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 横尾

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 昼食は徳沢で食べました。みちくさ食堂ではソフトクリームも食べられます。写真撮り忘れましたが、当然食べました(^^)

 立ち寄ろうか迷った明神池。有料には驚きましたが、きれいな池でした。ちょっと風が出ていて水面が乱れていたのが残念でした。

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 そして河童橋、ゴールです。

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 前泊を除いて二泊三日の登山は初めて。やっぱり槍ヶ岳は特別な山。二日目はちょっとハードでしたが、楽しい登山でした。

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