10月の岐阜行きのとき、由比で桜えび料理の店を多く見かけて食べたかったのですが、毎年、難関だった由比の通過の方が気になり、通過してしまったら桜えびのお店はなくなってしまいました。
それから桜えびが気になって、やり残したことを今年中にやっておこうと決めました。
しかし、もう冬本番。由比の前に立ちはだかる箱根は凍結しているのではないかと思いましたが、この週末は天気がよかったので、行ってみることにしました。
岐阜行きのときのデータによると由比までは160km。夜中に出れば昼には着くだろうと思い土曜日に行くとに。
当日は2:00に起きて2:30に出発するつもりでしたが、出発は3:00になってしまいました。
前日早く寝るつもりが急な準備で遅くなり、寝不足状態でした。
ウェアは冬用の薄手の長袖Tシャツにアウトドア用のシャツ、薄手のフリースの上にゴアテックスのレインウェアを着ました。
しばらく走ると厚くなってきて、フリースを脱ぎました。いつもはかなり寒くても冬用の発熱するアンダーウェアは着ないのですが、この日はかなり寒いと思って着てみました。しかし、やっぱり失敗だったようです。
ボトムはモンベルのフリーライドパンツ(旧型)。冬にはちょっと寒い生地です。
パンツの下にはニーウォーマーと防寒用ではないふくらはぎのサポーターを着けました。ちょっと寒かったですが、こっちはなかなかよかったと思います。
それからイヤーウォーマー。これは冬の必需品です。

平塚のマクドナルドで最初の休憩。前回の岐阜行きと同じです。休憩というよりもトイレタイム。もうちょっと続けて走りたい気分でした。
店を出ると身体が暖かい店内に慣れてしまって、しかも薄着のため、ものすごい寒さです。走っていればすぐに温かくなると思いましたが、なかなかそうはいかず、ちょっとやばかったかもしれません。こまめにフリースを脱ぎ着するべきだと思いました。
平塚のあたりで夜明け。できれば小田原あたりでと思っていたので、けっこう遅れてしまいました。
箱根はここ数年、岐阜行きのときしか走っていなかったので、いつもリアキャリアとバッグをつけていました。
今回はある程度身軽なので、楽に上れるかと思ったのですが、箱根口ですでにバテ気味。けっこうつらい上りとなってしまいました。
カタツムリのようにのろのろと上っていると何人かのランナーにあっさり抜かれました。箱根駅伝の準備でしょうか?
そのうちに激しい眠気が襲ってきました。ハアハアしながら上っているのに眠くなるってどういうこと?と思いながらも、ちょっとフラフラしてきて危ないので、道路の端に停めて立ったまま数分目を閉じてみます。岐阜行きのときの深夜の走行時によくやっていたことですが、こんなところでやるとは・・・
やがて国道1号最高地点。手前の電光掲示板には凍結注意-2℃の文字が・・・

芦ノ湖は天気がよくて、湖も空も青くて、富士山も見えて・・・いい景色でした。

箱根峠からは下り。すでに12:00を回っていました。下りの凍結が心配でしたが、かなり日が照っていてその心配はなさそうでした。
この写真、ちょうど太陽がいい位置で、遅くなってしまったけどよかったかも・・・

沼津を過ぎたあたりで前回と同じく海岸沿いの道に出てみます。
ちょうど入ったところに猫がたくさんいて、自転車を停めてレインウェアを脱いでいたら寄ってきました。

ちょっと猫と遊びたかったけど、遅れているので我慢して出発。
この道路、海岸にはごみがあったり、いろいろ打ち上げられていたりと、ちょっと眺めがイマイチですが、富士山も見えて気持ちよく走れます。


思うように脚が回らないと思いながら由比を目指して走ります。
やがて太陽は沈んでいってしまいます。

由比に着いたのは16:30。
楽しみにしていた漁港にある「浜のかきあげや」に行きましたが、15:00までで閉まっていました。

どこかの食堂で食べようと店を探しましたが、どこも休憩中で夜の部は17:00から。
駅からちょっと離れたお店が開いていたので、ここで食べました。
生の桜えび、茹でた桜えび、かき揚げ、そして「沖あがり」という漁師鍋。
なんだかあっという間に食べ終わってしまいました。
かき揚げはもうちょっと桜えびがぎっしり詰まったようなものを想像していたので、ちょっと残念な気も・・・
今度自分で作ってみるか・・・


食事の後、そのまま駅に向かい、18:00に輪行で帰りました。

電車が来る直前だったので、写真が斜めになってしまった・・・
暖かくなったら、身体を鍛えて、今度は「浜のかきあげや」さんに・・・?
それにしても前回はこのまま岐阜まで走ったなんて信じられないくらい疲れました。
やっぱり出発前にはしっかり睡眠をとらなければ・・・
すべての写真はflickrに
Recent Comments