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2011/06 スイス自転車と鉄道の旅

2011.07.22

スイス自転車事情(鉄道/サイクルトレイン編)

 道路・交通編に続いて鉄道について書いてみます。
 ちなみに、サイクルトレインという言葉は欧米では自転車で通学する子供が列を作って走ることをいうようです。

 今回の自転車は折りたたみ自転車のバイクフライデーですが、自転車をそのまま列車に持ち込んでみたかったのと、バッグを外して担ぐのが面倒だったので、料金がかかってしまいますが、全ての区間でそのまま載せました。

 最初は、ChurからOberwaldまで。二回の乗り換えがありました。
 スイスで最初の鉄道乗車だったため、いろいろ心配でした。
 チケットは前日に購入。どの車両に乗ったらいいのかと聞いたら、客席といっしょの車両だと言われましたが、実際は自転車専用の貨物のような車両でした。

 チケットを買うときに時刻を伝えると、列車の発着時刻が印刷されたカードをもらえます。
 これを見れば、乗り換え時間などがわかるので、便利です。

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 早朝だったためか、バイクフライデーがポツンと寂しく・・・
 単なる貨物車両のようですが、窓には自転車のマークがあります。
 左側は自転車を吊るすフックかな?

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 この車両の乗り口は高いので、自転車を持ち上げるようにして載せる必要があります。
 車掌さんが手伝ってくれますが、この日の三つ目の列車ではホームの低い駅で、女性の車掌さんであったこともあって、バッグは外すように言われました。
 下の写真はMeiringenから乗った列車ですが、こんな感じです。

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 対面型の座席の間にあるテーブルには地図が描かれているので、乗り換えを含めたルートを確認するのに便利です。

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 この列車に乗る前に、ホームにいた車掌さんに、どの車両に乗ればいいのか聞いてみたのですが、乗り換え駅のホームなどの説明もしてくれました。
 そして、乗換駅が近づいてくると教えてくれて、降りるときには次の列車の場所を教えてくれました。
 最初の乗り換え時間は3分しかなかったので、助かりました。
 この次に乗った列車の車掌さんも同じように教えてくれたので、問題なく乗り換えられました。

 客室です。

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 輪行するときに自転車を置くスペースがあるのか、置いても大丈夫なのかも気になりますが、輪行している人を見ることはありませんでした。

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 こちらは客室の車両に自転車置き場がついているタイプ。
 数台しか載せられません。
 始発駅でなければ、乗ろうとしたらすでに自転車があって、置けないということもありそうです。
 写真では吊るしていませんが、通路をふさいでしまっているので、本当は吊るすものだと思います。

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 バッグについては、列車で取り外すことを考えると、簡単に取り外せるタイプがいいと思います。
 というより、そうでないと、かなり大変な気がします。特に乗り換え時間が少ない場合。

 旅の出発前、今回はダートも走るため、取り付け、取り外しが簡単なオルトリーブのバッグではなく、がっちり取り付けられるバッグを購入しようかと迷いましたが、ネットで検索してみたら、オルトリーブのバッグのフックもかなり信頼性が高いようだったので、オルトリーブで行くことにしました。一応、スペアパーツは持っていきましたが。


 下の写真は客室と自転車が半々くらいの車両です。
 前輪をラックに載せるタイプです。
 反対側はベビーカーが置かれていて、補助席もあるので、載せられる自転車は5台くらいでしょうか。
 このタイプもバッグをつけていると不安定なので、外したほうがよさそうです。

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 列車の時間、乗り換えは、SBB(スイス連邦鉄道)のこちらのページやiPhoneアプリの SBB Mobile を使って調べました。

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2011.07.20

スイス自転車事情(道路・交通編)

 「自転車事情」とは、ちょっと大それたタイトルだったかもしれませんが、スイスを自転車で走ってみた感想を書いてみます。

 今回の旅の行き先をスイスにしたのは、以前から行ってみたいと思っていたこともありますが、自転車が走りやすい、鉄道にも自転車を載せられるということ、そして、それらの情報が比較的多かったことも大きな理由でした。

 まず、チューリッヒを走って印象的だったのは、ママチャリのような普通の自転車に乗ったお姉さんが手信号をしていたことでした。
 これには意識の違いもあると思いますが、自転車は道路の端に追いやられている日本との走り方の違いもあると思います。
 自分も走ってみて、必要だからやっているという感じがしました。もちろん、日本でもやったほうがいいとは思いますが・・・

 また、チューリッヒ湖畔を走ったのが日曜日だったこともあって、湖畔には親子連れの自転車をよく見かけましたが、親子ともヘルメットを被っていました。日本では子供にはヘルメットを被らせても親が被っているのを見ることはほとんど無いので印象的でした。


 一昨年に走ったL.A.の自転車レーンには日本との考え方の違いに驚きましたが、スイスでも基本的にはL.A.と同じく、自転車レーンは右折レーン、駐車レーンの内側を走ります。
 各地で異なった思想で作られている日本の自転車レーン。日本も見習って欲しいところです。

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 赤い部分が自転車レーンです。

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 ただ、全ての道路にこのような自転車レーンがあるわけではなく、自転車レーンが無い道路や、道幅が狭いために対向する自転車レーンもありました。
 こんな自転車レーンもあるのかと思いましたが、道幅が広くなってくると両端に自転車レーンが作られていました。

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 もう一つ、スイスで自転車が走りやすい理由に自転車用の道路と標識があります。
 自転車専用というわけではないと思いますが、車が走らないか、ほとんど走らないため、快適です。
 この道を案内してくれる標識も充実しています。
 普通の自転車とマウンテンバイクのマークの標識(案内)があります。

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 普通の自転車マークの標識でもダートを走らされることもあるので、ロードバイクの人は気をつけたほうがいいかもしれません。
 私は大歓迎!!

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 事前にこちらのサイトのマップで自転車が走れるルートであるかも確認しました。
 Cycling in Switzerland
 ヨーロッパではかなり長いトンネルもあるようなので、これは安心でした。


 こんなリヤカー(トレーラー)も何回か見かけました。
 日本でも見たことがありますが、やはり、スイスでは走りやすいようです。

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 また、残念ながら体験できませんでしたが、マウンテンバイクを鉄道やゴンドラに載せて山に登り、下ってくるなんていうのも、日本ではなかなか体験できないことではないかと思います。


【おまけ】

 峠のレストランにあったバイクスタンド。
 スタンドの無いスポーツ車が多いということですね。

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 こんな自転車?も

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 これには乗ってみました。かなりのスピードです。

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 鉄道については、鉄道/サイクルトレイン編

スイス自転車と鉄道の旅 6/24(金) 14日目 Zurich~成田(帰国)

 いよいよ帰国の朝、早めに空港に向かいます。
 空港に着いて、自転車を輪行袋に入れて、二つのサイドバッグを一つのバッグに入れます。
 輪行袋にはたくさんの穴が・・・今回が最後かな。
 二年前のアリゾナツーリングと今回のみの使用。なんか使い捨てといってもいいような・・・短いつきあいでした。

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 自転車を持っていくということは、到着の日に申請しておいたので、スムーズに行くだろうと思ったのですが・・・
 まずは、チェックインのやり方がわからず、聞いてみると、機械でやるとのこと。
 e-ticketしかなくてできるのかと思いましたが、できるようでした。
 しかし、エラー表示・・・
 窓口に行くと、乗り継ぎ便だったからのようです。
 そして、自転車があるのなら、スーパーバイザーに行けと言われました。
 カートを押して、スーパーバイザーとやらの方に行って見ると、チェックインをしてからと言われてしまい、チェックインしようとしたら、こっちへ行けって言われたとつたない英語で伝えてみます。
 そうしたら、チェックインはしてくれたのですが、自転車は箱に入れないといけないとのこと。
 なんでもセキュリティのためとか・・・そう言われてしまえば、たしかにそのほうが安心だし・・・拒否もできないので、箱を買って輪行袋を中に入れました。
 このダンボール箱、かなりの大きさで、700Cの自転車を入れても余裕がありそうです。
 バイクフライデーなら、半分も使っていないかな?
 自転車の料金も支払って、やっと手続きを終えました。

 バーガーキングで朝食をとりましたが、なんだろうと思った入口でもらったクーポンは隣のお店のもの。
 そっちの方が得だったかな?

 帰りも行きと同じく、ウイーンで乗り換えです。
 またしても、ユーロに換金するのを忘れて、ウイーンでは喉が渇いてしかたがなかったです。
 自動販売機で飲み物を買う人がうらやましかった・・・

 飛行機の中では行きには観なかった映画を観ました。言葉がよくわからないので、何回か観ていたらいい時間つぶしになりました。

 成田に着いて、荷物を受け取ります。
 自転車はどうやって出てくるのかと思いましたが、気がついたら、大きなダンボール箱を台車に載せておいてありました。
 ダンボールの処分について案内所で聞いてみたら、ゴミを置く所があると教えてくれましたが、その場で引き取ってもらえました。

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 スイスに着いたときは、東京と同じくらいの気候と思いましたが、東京の蒸し暑さには驚きました。

2011.07.18

スイス自転車と鉄道の旅 6/23(木) 13日目 Luzern~Zurich

 旅ももう終わり。帰国前日のこの日は空港のあるチューリッヒに向かいます。
 朝、ホテルからLuzernの駅に向かいます。
 この自転車レーンの位置。車の間を走ります。
 右は右折レーンだったと思います。右端にも自転車レーンがありますね。

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 Zurich行きの列車は自転車と客席がいっしょのタイプ。各車両に数台載せられるタイプではなく、半々くらいのものでした。

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 私のバイクフライデーは端っこだったので、傾けて壁にもたれかけるようにしましたが、前輪をラックに載せるタイプなので、荷物は外したほうがよさそうです。
 左端のパイプはベビーカー。
 Zurich行きはやっぱり混雑していました。
 この車両に入れなかったツーリング中の自転車が数台、乗り口に停めていました。

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 Zurich HB駅に到着。

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 これがZurichの駅?と思ったら、53番。駅の中心から離れたプラットホームでした。

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 駅の中心はこんな感じ。

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 駅の有料トイレです。
 入口ではおつりが出ないので、事前に中にある両替機で両替しておく必要があります。

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 この日の目的はチューリッヒ観光ではなく、甥っ子へのおみやげ探し。

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 事前に調べておいたフランツ・カール・ウェーバー(Franz Carl Weber)というおもちゃ屋さんに行ってみます。
 三階建てのおもちゃ屋さんです。
 自転車はちょっと気になるけど、歩道に停めました。

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 タミヤのプラモデルが日本と同じと思われるパッケージのまま売っていました。

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 スイスの鉄道のおもちゃが欲しかったのですが、あったのは値段の桁が一つか二つ違う鉄道模型だけ。

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 ひょっとしたら駅の中に売ってるかも・・・と思って、この後、駅に戻って歩き回りましたが、見つかりませんでした。
 あきらめて、フランツ・カール・ウェーバーに戻って、いくつかのおもちゃを買いました。

 空港近くのホテルに向かいます。
 
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 この日のホテルはApartments Kloten Zürich Airport。
 Apartments Swiss Starというホテルチェーンのホテルで、キッチン、冷蔵庫がありました。

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 冷蔵庫があったので、coopで買い出し。
 寿司キットなるものが売っていました。

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 ついに明日帰国です。

スイス自転車と鉄道の旅 6/22(水) 12日目 3.Luzern(ルツェルン) 2/2

 ホーフ教会(Hofkirche)
 中には入れないと思ったのですが、入れました。
 なんだか厳かな雰囲気。なんだか神聖な気持ちになった気がしました。

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 瀕死のライオン像
 フランス革命において民衆からルイ16世とマリー・アントワネットを守ろうとして命を落としたスイスの用兵を悼んで作られたものだそうです。

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 再びロイス川へ。晴れてきました。

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 歌声が聞こえてきました。
 シティ・フェスティバル(luzernerfest.ch)の開催前のイベントだったようです。

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 この日の夜は雷雨。今まで小雨程度の雨にしか降られなかったのですが、本格的な雨でした。

スイス自転車と鉄道の旅 6/22(水) 12日目 2.Luzern(ルツェルン) 1/2

 フィアヴァルトシュテッテ湖(Vierwaldstattersee ルツェルン湖)
 曇り空で小雨がぱらついていました。

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 ホテルでチェックインして、街を散策します。
 街のホテルでは自転車を倉庫に預けることはできないかと思いましたが、聞いてみたら入れてもらえました。
 この旅最後の洗濯をしなくてはいけないので、ランドリーに向かいながら観光します。

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 ロイス川のシュプロイヤー橋。中に絵画があります。なにやら不気味な感じ。ペストの大流行を描いたもので、「死の舞踏」と呼ばれているそうです。

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 JET WASCHというランドリー。ガイドにはコインランドリーとありましたが、洗濯屋さんです。
 おかげで、衣服を預けて、観光することができました。

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 再びロイス川に戻り、カペル橋を渡ります。

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 この橋にも絵画があります。

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 壁に絵が描かれた建物がたくさんあります。
 Luzernはかつてスイスの首都であったという古都なのでした。

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 後編に続きます。

スイス自転車と鉄道の旅 6/22(水) 12日目 1.Meiringen~Luzern

 この日はMeiringenからLuzern(ルツェルン)まで鉄道で移動です。
 自転車での移動も考えましたが、膝が痛かったこともあり、早くLuzenに行って街を観光することにしました。
 Luzernの近くにも山岳の観光地があるのですが、正直なところ、そろそろ山にも飽きてきたような・・・なんて言っちゃいけないような気もしますが・・・
 これまでかなりすごい景色を見てしまったというものあると思います。
 この日は朝から雨が降ったり、晴れてきたり、また降ったりとへんな天気でした。

 Meiringen からの列車は、1両が自転車専用の車両でした。

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 この列車にも窓際のテーブルに地図があります。
 Luzernまで、二つの湖を通ります。フィアヴァルトシュテッテ湖(Vierwaldstattersee ルツェルン湖)を含めると三つ。

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 深い緑の湖面。なんか神秘的な感じです。

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 二つ目の湖。青空が出てきました。

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 Luzernに到着です。
 転車台、撮影したかった・・・

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 この感じ、ヨーロッパの駅って感じでした。

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 駅の売店。そういえば、スイスでは寿司を売っているのを何回か見かけました。
 海苔も寿司の材料として売っていたので、家で作る人もいるのでしょうか?

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2011.07.16

スイス自転車と鉄道の旅 6/21(火) 11日目 3.Meiringen(マイリンゲン シャーロックホームズゆかりの町)

 昼過ぎにMeiringenに着いたので、町を散策することにしました。
 翌日は鉄道で移動予定のため、まずは駅を確認。

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 その後はシャーロック・ホームズ博物館に行きました。博物館は教会の地下にあります。

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 入口で各国語の案内のヘッドホンを借ります。日本語もありました。
 中は、最初見たとき、これだけって感じでしたが、再現された書斎は説明を聴いているとなかなか興味深かったです。
 この記事を書いているときに本場、ロンドンの博物館の記事を見ましたが、さすが本場はギフトショップがあったり、部屋の中に入れたり(Meiringenはガラス張り)、展示物も多いようです。

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 次に向かったのがライヒェンバッハの滝
 ホームズがこの滝に落ちて命を落としたということで有名だそうです。(その後、ホームズは生きていたということになったそうですが・・・)
 滝まで行くケーブルカーは町の中心から、ちょっと離れたところにあります。

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 町に戻って、遅めの昼食をとりました。
 最初は屋内の席に座ったのですが、ハエが多くて、屋外に移りました。
 スイスは牛や羊が多いためか、ハエが多いです。
 確かに最初、牛を見たときはカウベルがかわいいなぁと思いましたが、びっしりとまったハエにはちょっとびっくりしました。

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2011.07.14

スイス自転車と鉄道の旅 6/21(火) 11日目 2.Grindelwald~Meiringen(2/2)

 さあ、あとはMeiringenまでひたすら下り。

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 花が咲いていて、とてもきれいです。
 見とれていて事故を起こしそうなので、気を引き締めなおして下りを楽しみました。

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 お花畑ヘアピン。

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 下の方に牛が見えます。あんなところに・・・と思っていたのですが・・・

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 途中、ダートへの分岐を見つけました。
 けっこういい感じに荒れてる?

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 なんと、行き着いた先はさっきの牛がいたところでした。しかも道は登山道のような細い道しかなさそうでした。
 放牧されている牛の近くに行くのも怖かったので、残念ながら下ってきたダートを引き返します。

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 Schwarzwaldalp

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 なんか日本の風景みたい?

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 その先の牧場。牛が放牧されていて、けっこう道の近くにもいます。
 触っている人もいて、ちょっとうらやましいけど、怖いかな・・・

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 ここにも下り専用の自転車?が・・・

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 たくさん並んでます。

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 GPSのルートがダートへと案内してくれました。さっきの自転車のコースです。

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 マイリンゲンの街が見えてきました。

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 川を越えてしばらく走るとマイリンゲンに着きました。

 走行距離:33.5km 短いけど、かなり楽しかったです。

スイス自転車と鉄道の旅 6/21(火) 11日目 1.Grindelwald~Meiringen(1/2)

 Grindelwaldで二泊しましたが、予め旅の計画を立てていたのはここまで。
 この先は西へ走って鉄道でチューリッヒへ戻るか、東へ行くか・・・
 膝を痛めてしまったので、後は鉄道で・・・という気持ちもありましたが、ちょっと走り足りない気分も・・・
 ここまでちょっと走ってみて、多少ならいけそう、よくわからないけど上りなら痛くないし・・・
 と、いろいろ考えて、峠を越えてMeiringen(マイリンゲン)に行ってみることにしました。
 距離的には30km程度ですが、標高994mから出発して1962mの峠を越えなければなりません。
 もし、膝がだめそうだったら、Grindelwaldまで下って、ブリエンツ湖沿いを鉄道でMeiringenまで行けばいいやと・・・

 しばらく走ると、この道はバスも走るため、こんな標識?がありました。

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 こんな感じで道幅いっぱいに走ってきます。
 変わったメロディのクラクションを鳴らしながら走ってくるので、それほど怖い感じはありません。

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 なかなかいい景色です。

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 ズームで撮ってみました。

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 途中、ダートに分岐するところがあったので、そちらに向かいます。
 しかし、これは誤りでした。やがて舗装路に合流します。
 今回のこのルート、途中でオフロードコースに分岐するのですが、結局どこで分岐するのかわかりませんでした。
 ちょっと、この膝この荷物では体力的に無理ということもあって、ちゃんと探さなかったのですが・・・

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 この景色の中、なんとも言い表せない気分でした。

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 このダートがかなり急な上りで、フロントが浮いてしまって、体力的もかなり消耗してしまいました。
 結局、フロントを押さえきれず、しばらく押して歩いてみましたが、これでは体力がもたない。
 リアキャリアにつけていたバッグをフロントキャリアに付け替えてみました。フロントキャリアの耐荷重を超過しているかと思っていましたが、耐荷重は34kg、大丈夫だったようです。ちなみにリアキャリアの耐荷重は45kg。ほんとにそんなに積んで大丈夫なのかな・・・
 これまで、バイクフライデーは最強の折りたたみ旅自転車と思っていましたが、小径車の限界がこんなところにあるとは・・・ちょっと残念な気分です。
 フロントにもバッグをつけて重量を分散すればいいと思いますが、四つのバッグで輪行するのはちょっと大変そうです。
 フロントにバッグをつけた状態だと、意外なくらいに走れました。
 フロントキャリアつけておいて正解です。
 しかし、かなりフロントが重いので、あまり左右にハンドルを振らないように気をつけます。なんとなく壊れそうで・・・

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 ハードそうな道に分岐していました。探していたダートとは方向が違ったかな・・・

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 ここもいろいろな花が咲いています。自然に花が咲いている景色を見ていると心が癒されます。
 疲れたとき、膝が痛かったときは特にそう感じました。

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 そろそろ峠も近いのか・・・?

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 かなり登ってきたなぁと振り返ります。

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 なんとか峠にたどり着きました。レストランがあり、多くのサイクリストが休憩していました。

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 バッグはここまでフロントにつけたまま。ここでリアに付け替えます。

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 下りは後編へ

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