スイス自転車事情(道路・交通編)
「自転車事情」とは、ちょっと大それたタイトルだったかもしれませんが、スイスを自転車で走ってみた感想を書いてみます。
今回の旅の行き先をスイスにしたのは、以前から行ってみたいと思っていたこともありますが、自転車が走りやすい、鉄道にも自転車を載せられるということ、そして、それらの情報が比較的多かったことも大きな理由でした。
まず、チューリッヒを走って印象的だったのは、ママチャリのような普通の自転車に乗ったお姉さんが手信号をしていたことでした。
これには意識の違いもあると思いますが、自転車は道路の端に追いやられている日本との走り方の違いもあると思います。
自分も走ってみて、必要だからやっているという感じがしました。もちろん、日本でもやったほうがいいとは思いますが・・・
また、チューリッヒ湖畔を走ったのが日曜日だったこともあって、湖畔には親子連れの自転車をよく見かけましたが、親子ともヘルメットを被っていました。日本では子供にはヘルメットを被らせても親が被っているのを見ることはほとんど無いので印象的でした。
一昨年に走ったL.A.の自転車レーンには日本との考え方の違いに驚きましたが、スイスでも基本的にはL.A.と同じく、自転車レーンは右折レーン、駐車レーンの内側を走ります。
各地で異なった思想で作られている日本の自転車レーン。日本も見習って欲しいところです。
赤い部分が自転車レーンです。
ただ、全ての道路にこのような自転車レーンがあるわけではなく、自転車レーンが無い道路や、道幅が狭いために対向する自転車レーンもありました。
こんな自転車レーンもあるのかと思いましたが、道幅が広くなってくると両端に自転車レーンが作られていました。
もう一つ、スイスで自転車が走りやすい理由に自転車用の道路と標識があります。
自転車専用というわけではないと思いますが、車が走らないか、ほとんど走らないため、快適です。
この道を案内してくれる標識も充実しています。
普通の自転車とマウンテンバイクのマークの標識(案内)があります。
普通の自転車マークの標識でもダートを走らされることもあるので、ロードバイクの人は気をつけたほうがいいかもしれません。
私は大歓迎!!
事前にこちらのサイトのマップで自転車が走れるルートであるかも確認しました。
Cycling in Switzerland
ヨーロッパではかなり長いトンネルもあるようなので、これは安心でした。
こんなリヤカー(トレーラー)も何回か見かけました。
日本でも見たことがありますが、やはり、スイスでは走りやすいようです。
また、残念ながら体験できませんでしたが、マウンテンバイクを鉄道やゴンドラに載せて山に登り、下ってくるなんていうのも、日本ではなかなか体験できないことではないかと思います。
【おまけ】
峠のレストランにあったバイクスタンド。
スタンドの無いスポーツ車が多いということですね。
こんな自転車?も
これには乗ってみました。かなりのスピードです。
鉄道については、鉄道/サイクルトレイン編で
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