スイス自転車事情(鉄道/サイクルトレイン編)
道路・交通編に続いて鉄道について書いてみます。
ちなみに、サイクルトレインという言葉は欧米では自転車で通学する子供が列を作って走ることをいうようです。
今回の自転車は折りたたみ自転車のバイクフライデーですが、自転車をそのまま列車に持ち込んでみたかったのと、バッグを外して担ぐのが面倒だったので、料金がかかってしまいますが、全ての区間でそのまま載せました。
最初は、ChurからOberwaldまで。二回の乗り換えがありました。
スイスで最初の鉄道乗車だったため、いろいろ心配でした。
チケットは前日に購入。どの車両に乗ったらいいのかと聞いたら、客席といっしょの車両だと言われましたが、実際は自転車専用の貨物のような車両でした。
チケットを買うときに時刻を伝えると、列車の発着時刻が印刷されたカードをもらえます。
これを見れば、乗り換え時間などがわかるので、便利です。
早朝だったためか、バイクフライデーがポツンと寂しく・・・
単なる貨物車両のようですが、窓には自転車のマークがあります。
左側は自転車を吊るすフックかな?
この車両の乗り口は高いので、自転車を持ち上げるようにして載せる必要があります。
車掌さんが手伝ってくれますが、この日の三つ目の列車ではホームの低い駅で、女性の車掌さんであったこともあって、バッグは外すように言われました。
下の写真はMeiringenから乗った列車ですが、こんな感じです。
対面型の座席の間にあるテーブルには地図が描かれているので、乗り換えを含めたルートを確認するのに便利です。
この列車に乗る前に、ホームにいた車掌さんに、どの車両に乗ればいいのか聞いてみたのですが、乗り換え駅のホームなどの説明もしてくれました。
そして、乗換駅が近づいてくると教えてくれて、降りるときには次の列車の場所を教えてくれました。
最初の乗り換え時間は3分しかなかったので、助かりました。
この次に乗った列車の車掌さんも同じように教えてくれたので、問題なく乗り換えられました。
客室です。
輪行するときに自転車を置くスペースがあるのか、置いても大丈夫なのかも気になりますが、輪行している人を見ることはありませんでした。
こちらは客室の車両に自転車置き場がついているタイプ。
数台しか載せられません。
始発駅でなければ、乗ろうとしたらすでに自転車があって、置けないということもありそうです。
写真では吊るしていませんが、通路をふさいでしまっているので、本当は吊るすものだと思います。
バッグについては、列車で取り外すことを考えると、簡単に取り外せるタイプがいいと思います。
というより、そうでないと、かなり大変な気がします。特に乗り換え時間が少ない場合。
旅の出発前、今回はダートも走るため、取り付け、取り外しが簡単なオルトリーブのバッグではなく、がっちり取り付けられるバッグを購入しようかと迷いましたが、ネットで検索してみたら、オルトリーブのバッグのフックもかなり信頼性が高いようだったので、オルトリーブで行くことにしました。一応、スペアパーツは持っていきましたが。
下の写真は客室と自転車が半々くらいの車両です。
前輪をラックに載せるタイプです。
反対側はベビーカーが置かれていて、補助席もあるので、載せられる自転車は5台くらいでしょうか。
このタイプもバッグをつけていると不安定なので、外したほうがよさそうです。
列車の時間、乗り換えは、SBB(スイス連邦鉄道)のこちらのページやiPhoneアプリの SBB Mobile を使って調べました。
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