アメリカ大陸を自転車で走った気分
出発前、モニュメントバレーへ向かうまっすぐに延々と下っていく道の写真を見て、これはかなりの下りなのか?そう見えるだけなのか?けっこうな下りだとすると逆方向は延々と続く上りってことか・・・?とか、こんな道を自転車で走るってどんな気分だろう・・・なんて考えたりして、ちょっと不安な気持ちもありました。
また、帰国後アリゾナの写真を見せると、何も無くて同じ風景が続くところを自転車で走っていて、途方に暮れないかと聞かれたりしました。
しかし、実際に走ってみると、そんなふうに不安に思ったことはありませんでした。
二日目の100km超のルートを走っていたとき、体力的にちょっと不安だった100km走行にも自信がもてたのか、同じ風景が延々と続く道を走っているとき、「気持ちいいっ!!自転車最高!!」って叫んでました。(叫ぶってほどでもなかったかな・・・?)
なぜ、不安な気持ちにならないかというと、それはGPSで走っている道が正しいことを確信していて、走行距離からもあと何キロ走れば目的地に到着するとわかっているからだと思います。
これは逆に面白さを阻害しているような気もしますが、安心して楽しめるのだからいいかなんて思ったりします。
あと、水と非常食(補給食)を持っていたことも安心して走れた理由の一つです。行く先に店があるかわかりませんから。
ちなみに、砂漠の中のオアシスのような存在のガソリンスタンドのショップですが、私が水や食料を購入して出た後、なぜか店が閉められてしまい、これから店に入ろうとしていた人たちが文句を言っていたということがありました。
あらかじめガソリンスタンドを確認しておいても、こんなこともあるかもしれません。
モニュメントバレーへ向かう道。
実際に走ってみると、それほどきつい勾配ではありませんでした。
このあたりに限らず、全体的にアップダウンがけっこうあるという印象でした。
単純なルートとはいえ、GPSはあると便利だし安心できます。
また、ログデータ(軌跡)をあとで確認するという楽しみ方もあります。
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