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July 2009

2009.07.27

アメリカ大陸を自転車で走った気分

 出発前、モニュメントバレーへ向かうまっすぐに延々と下っていく道の写真を見て、これはかなりの下りなのか?そう見えるだけなのか?けっこうな下りだとすると逆方向は延々と続く上りってことか・・・?とか、こんな道を自転車で走るってどんな気分だろう・・・なんて考えたりして、ちょっと不安な気持ちもありました。
 また、帰国後アリゾナの写真を見せると、何も無くて同じ風景が続くところを自転車で走っていて、途方に暮れないかと聞かれたりしました。
 しかし、実際に走ってみると、そんなふうに不安に思ったことはありませんでした。
 二日目の100km超のルートを走っていたとき、体力的にちょっと不安だった100km走行にも自信がもてたのか、同じ風景が延々と続く道を走っているとき、「気持ちいいっ!!自転車最高!!」って叫んでました。(叫ぶってほどでもなかったかな・・・?)
 なぜ、不安な気持ちにならないかというと、それはGPSで走っている道が正しいことを確信していて、走行距離からもあと何キロ走れば目的地に到着するとわかっているからだと思います。
 これは逆に面白さを阻害しているような気もしますが、安心して楽しめるのだからいいかなんて思ったりします。
 あと、水と非常食(補給食)を持っていたことも安心して走れた理由の一つです。行く先に店があるかわかりませんから。
 ちなみに、砂漠の中のオアシスのような存在のガソリンスタンドのショップですが、私が水や食料を購入して出た後、なぜか店が閉められてしまい、これから店に入ろうとしていた人たちが文句を言っていたということがありました。
 あらかじめガソリンスタンドを確認しておいても、こんなこともあるかもしれません。

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 モニュメントバレーへ向かう道。
 実際に走ってみると、それほどきつい勾配ではありませんでした。
 このあたりに限らず、全体的にアップダウンがけっこうあるという印象でした。

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 単純なルートとはいえ、GPSはあると便利だし安心できます。
 また、ログデータ(軌跡)をあとで確認するという楽しみ方もあります。

2009.07.20

飛行機での輪行について

 アリゾナツーリングの際、飛行機での荷物について気になっていたこと、その結果を書いてみます。
【自転車】
 今回持っていった自転車は、バイクフライデー/ポケットラマ(BIKE FRIDAY/Pocket Llama 20インチの折りたたみ自転車)です。
 バイクフライデーはスーツケースにも入るのですが、現地での扱いを考えると却下となりました。
 ちなみに、専用のスーツケースは、トレーラーのように中に荷物を詰めて自転車で牽くことができます。
 道が広ければいいのですが、今回走った道路においては、ほとんど側道、路肩が無い箇所もあったので、難しいと思いました。
 自転車をダンボールで梱包する人が多いようですが、現地での調達に自信がなかったこともあって、バイクフライデー専用の厚めの生地の輪行袋に詰めることにしました。
 空港での扱いの対策として、輪行袋に「Bicycle Please Handle with care!!」と白いペンで大きく書きました。
 また、不安な部位にウレタンパッドや段ポールでガードをしました。下のほうに写真を載せています。
 その他、よく言われるのが空気を抜いておくこと。
 これは、迷信という意見もあるようですが、念のため軽く指でつまんで凹むくらいまで抜いておきました。
 成田では「タイヤの空気抜きましたか」と聞かれたので、抜いておいたほうが無難と思います。
 また、重量オーバーになるので、追加料金をとられます。確か一万円程度だったと思います。
 しかし、帰国時はなにも言われませんでした。
【キャンプ用のバーナーについて】
 燃料を持ち込めないことは明らかなのですが、バーナー本体は預け入れ可能なのかがわかりませんでした。
 ネットで検索してみても、国内便で大丈夫だとかだめだとか・・・
 念のため、現地で購入することにしました。
 持っているのはガソリンストーブだったので、L.A.でガスストーブを購入しました。
 帰国時は、ガスカートリッジはホテルで処分してもらって、ストーブ本体は預け入れ荷物に入れたところ、何も言われませんでした。
 実際のところどういう扱いなのか、よくわからないままです。空港による違いもあるかもしれません。
 参考:成田国際空港セキュリティーガイド
【その他】
 液体の機内持ち込みについて制限(上記リンク参考)がありますが、レトルト食品をザックに入れていたところ、これも液体扱いとのことで、没収されてしまいました。

【バイクフライデーの保護】
 大きなダブルケージペダルはリアキャリアにくくりつけました。中で動くと傷がつくので、別のバッグに入れるか、固定する必要があります。
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 折りたたみのシートポスト部、チェーンリングは不安なところ。チェーンリングにはガードをつけていますが、やっぱり気になります。
 ウレタンパッドの取り付けには取り外し可能な大きめのタイラップが便利です。
 ウレタンパッドは輪行用のフレームカバー。薄くてちょっと心許ないですが、折りたたんで厚くして巻きました。
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 ヘッドのハンドルポスト取り付け部。チューブがつぶれないか心配でした。
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 一番心配だったのが、リアフレームのメインフレームとの結合部。
 ラップの厚め芯を切ってはめ込みました。
 また、追加のベルトで、この部分が地面に設置しないよう、リアキャリアで立つように折りたたみ状態を維持しました。
 預けた後の取扱いについては効果が無いと思いますが、自分で運ぶときには効果があると思います。
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 バックミラーは100円ショップで購入したウレタンケースにダンボールを入れてガードしました。
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2009.07.19

海外ツーリング 持ち物

持ち物一覧です。
二週間の自転車での海外ツーリングですが、参考まで。

【キャンプ関連】
・携帯用浄水器 super delios(非常用)
・折りたたみチェア 未使用だが必須?
・テント
・サーマレスト マット
・シュラフ(寝袋) 3シーズン用?確か夏の北海道キャンプツーリングのために購入したもの。
・シュラフカバー(ゴアテックス 寒さ対策も兼ねて) 未使用
・グラウンドカバー
・MSRガスストーブ 現地購入(L.A.)
・コッヘル
・フライパン
・さいばし
・スプーン フォーク
・調味料(塩 ブラックペッパー バジル)
・スパゲッティ(半分に折って 200g)
・レトルトスパゲッティソース(100g超の液体のため空港で没収)
・オリーブオイル
・コーヒー
・コーヒードリッパー
・バッテリーランタン LED (ブラックダイヤモンド アポロ)
・テント用の小さな南京錠
【衣服等】
・薄手のフリース テントで就寝時着用
・着替え(4日分くらい? 長袖Tシャツをもっと持って行けばよかったかな。)
・アウトドアパンツ(毎日着用。中厚手。暑かった。薄手の膝下が外れるものか、モンベルのフリーライドパンツにすればよかった。)
・テント、就寝時用のパンツ。(スラックス。FoxFire製。やわらかくて速乾性のもの。帰国時にも着用。)
・雨具
・スパッツ
・トレッキングブーツ(ゴアテックス 毎日使用)
・サンダル 現地購入(使いやすいものを持っていけばよかった)
・帽子 現地購入(アウトドア用のコンパクトなものをもっていけばよかった)
・ウエストベルト(腰痛対策) 未使用
【洗顔、シャワー用品等】
・速乾性のタオル
・ハンカチ
・ティッシュ
・歯磨きセット
・デオドラント・ボディ・ペーパー(キャンプでシャワーが無いときのため)
・除菌アルコールジェル
・日焼け止め
・リップクリーム(乾燥したアリゾナでは必需品でした。スティックは暑さのためやわらかくなるので、簡単に折れてしまいます。少しだけ出して塗っていました。)
・シャンプー
・ボディシャンプー
・スポンジタオル(コンパクトですぐに乾くので便利です。)
・日焼け止め
・爪切り
・綿棒
【薬等】
・ハイシーL(効果絶大!!)
・アイボン 未使用 強い日差し、砂塵があるため必要?
・整腸剤(下痢)
・マスク(新型インフルエンザ対策)
・軟膏等(持って行きませんでしたが、お尻の痛みにいいものがあれば・・・)
【自転車用品等】
・レスプロ・マスク 未使用
・ヘルメット
・グラブ
・スポーツグラス(調光レンズ)(かなりまぶしいのでサングラスは必須?)
・タイヤ × 2 (折りたたみ。使用しているタイヤに不安があったため、念のため持って行きました。) 未使用
・タイヤチューブ × 2 未使用
・リムテープ 未使用
・パンク修理セット(パッチ、ゴムのり、タイヤレバー、紙やすり) 未使用
・空気入れ(ポンプ) ×2(万が一壊れたときのために小型のものを2つ) 空気補充に使用
・ブレーキワイヤー 未使用
・シフトワイヤー 未使用
・タイラップ(長、短、再利用可能タイプなど数種。)
・チェーンオイル 忘れた!!
・汎用ベルト(Dリングのついたベルト。バッグが壊れたときなどのため。) 未使用
・ベルクロベルト(短めのもの。ウエストバッグをハンドルに取り付け。輪行時のフレーム固定。)
・ゴムバンド(リアキャリアに荷物をくくりつけるため。)
・輪行用のフレームカバー(フレームに巻くのではなく、気になる部位(先端等)をガードするのに使用。)
・ワイヤーロック 細いものと太いもの
・携帯工具(マルチツール)
・LEATHERMAN(レザーマンツール) なにかに使ったような・・・
・バイスグリップ(ブレーキ/シフトワイヤーの切断に最適と思って小型のものを購入したのですが、荷物削減のため、今回はパス。)
・ボルト&ナット(キャリア、サイドバッグ用の予備に数種。)
・針金 未使用
・ナルゲン ボトル 1L × 2
・キャメルボトル 750ml + ハンズフリー アダプター(ドリンキング・チューブ) = ハイドレーション・システム(必須)
・ハンディ鉄ノコ(持って行きませんでしたが、ワイヤーロックが壊れたとき、切断するのに持っていったほうがいいかも。
【バッグ等】
・ORTLIEB BACK-ROLLER リヤサイドバッグ
・COURSE防水バッグ 61L? 飛行機、鉄道で移動時にサイドバッグを入れて一つにするため。100Lくらいのものがあれば、フロントのサイドバッグも入れられる? 走行時にはあふれた荷物を収容してリアキャリアに積載。
・バックパック(ザック)28L
・ウエストバッグ(小型のもの。財布、カメラ、携帯電話を入れる。)
・ウエストバッグ(フロントバッグの代わり。ハンドルに装着。ゆれるので、リクセンカウルのものにすればよかったかな。)
・輪行袋(バイクフライデー専用 厚手のもの。)
【その他】
・地図
・GPS(Garmin eTrex VistaHCx-J + City Navigator North America NT + TOPO U.S. 100K)
・PDA(SHARP Zaurus) 無線LAN 有線LAN カード(ホテルで使用可能なところも有り)
・充電池、充電器 エネループ
・携帯電話
・カメラ
・時計 ×2
・国際免許証 未使用
・キャッシュカード
・現金
・AQUAPACK キャンプ場のシャワー中に貴重品を身近において置くため。未使用。
・ガムテープ(少しだけ巻いて。いろいろな補修用。) 輪行時の段ポール等のガード取り付けに使用。

ロングライドについて 3.水分補給など

【水分補給】
 水分の補給はキャメルバックボトルにハンズフリー アダプターを取り付けたハイドーレーション・システムを使いました。
 キャメルバックのリザーバーような本格的なもののほうがいいかもしれませんが、この組み合わせは手軽で、自転車に乗らないときには、通常のキャメルボトルとして使えるので、気に入っています。
 ハイドレーション・システムは必須と考えたほうがいいと思います。特に夏のロングライドにおいては。
 走りながら、少しずつ水分補給できるところがいいのですが、停まってボトルから飲む場合には、ついつい我慢してしまい、気がつかないうちに脱水症状に近い状況になってしまうこともあると思います。
 難点はボトルの中を冷やしても、チューブ(ホース)の中の飲料水が温まってしまい、これを飲みきらないと冷たいものが飲めない点です。
 冷たいものは飲まないほうがいいという意見もあるかもしれませんが、チューブの長さを必要最小限にして、チューブに断熱材をつければ、ぬるい部分を少なくできるでしょう。
 一日に持っていった水の量ですが、約3リットルです。
 飲料用に2リットル。 非常時のキャンプ用に1リットルといった感じです。
 ボトルはキャメルバックボトル750mlとナルゲンの1Lを2つ持っていきました。
 飲料水としては、実際には途中でGSのショップでオレンジジュースなどを補給していました。(500mL~1000mLくらい?けっこうガブ飲みしてました。)
 このため、手持ちの2リットルを飲み干すことはありませんでしたが、このようなショップがあるとは限らないので、多めに持っていったほうがいいと思います。
 一度、ほとんどの店に置いていたゲータレードをボトルに入れた時がありましたが、なぜか頻繁にトイレに行きたくなってしまいました。
 たまたま、その日は温度が低くて水分が出にくかったのか、それともゲータレードの特性なのかよくわかりません。
 日本では最近、アサヒのスポベジをよく飲んでいて、このときはそんなこともないのですが・・・
 このため、その後、飲料水はミネラルウォーターに戻しました。
【氷・ロックアイス】
 これはアメリカ特有の話になると思いますが、氷が欲しいとき、出発前にホテルのアイスベンダーの氷をナルゲンのボトルに詰めたり、ガソリンスタンドのショップにあるソフトドリンクサーバーで、一番大きなカップ(恐ろしくデカイ)に氷をいっぱいに詰めて買ったりしました。
 たいていの店でロックアイスを売っているのですが、ちょっと袋が大きすぎて買う気になれませんでした。
【ハイシーL】
 水分の他に効果があると思ったのが、ハイシーL。
 実際に疲労回復効果があるのかはわかりませんが、そのすっぱさから、走りながらなめているだけで、疲労が回復した気分になります。
 実は今回、少ししか持って行かなかったので、現地ですっぱいキャンディを買ってなめていました。もっともってくればよかったと後悔しました。
 必須といってもいいほど効果があります。

ロングライドについて 2.走行

 次に実際の走行について。
【ペダリング】
 ペダルはギアを軽めにしてクルクルと淡々とまわす感じで。クルクルまわすというのは、360°全体的に力を入れてまわす感じです。
 ペダルを引き上げることを考えると、本格的にはビンディングペダルを使うのがいいと思いますが、私は一般的なトレッキングブーツとグリップのいいペダルを使っています。
 バイクフライデーにつけている着脱式のダブルケージのペダルはグリップがよく、今回の旅での走行を助けてくれたと思います。
 たまには脚を下に踏み下ろすようにしたり、前に蹴りだすようにしたりと漕ぐ感じを変えてみましたが、基本はクルクルまわす感じです。
 そのためか、体に変な力が入らず、終始きれいなフォームで走っていたように思います。
 終始同じペース、負荷で走るのがいいと実感したのは、もうちょっとで目的地に到着するといったときに、雨がパラパラと降ってきたときのこと。
 あせって急いでペースを乱してしまい、急に疲れてしまいました。
【尻の痛み】
 走っていて辛かったことは、脚の疲れよりも尻の痛みです。
 最初の4日くらいは気にならなかったのですが、その後、50kmくらい走ったところで痛くなってきて、疲れよりもこの痛みのために休憩をとる感じでした。
 けっこう気に入っているサドルですが、サドルを変えることによって変わってくるのか今後の課題です。
 とはいっても、300km以上走った後のことだったので、これを繰り返してサドルを選ぶのは、サラリーマンにとっては難しいです。
 脚の疲れについては、終盤、かなり疲れがありましたが、惰性でクルクルと漕いで行けるような感じでした。
 終盤の上りのコースでは、前日、この脚で大丈夫かとも思いましたが、実際に走ってみると、なんかクルクルと漕いでいるといった感じです。
【坂について】
 上り坂では、ギアを一つずつ軽くしながら、平地での勢いを利用して同じ負荷で行けるところまで行きます。
 そして、自分で決めた使ってもいい一番軽いギアになったら、後はゆっくりクルクルと頂点を目指す感じで走りました。
 バイクフライデーは旅の前にリアを8段から9段変速に変えておいたので、このような走りがスムーズにできて、その効果を実感しました。
 8段のときは、急にガクンと変わるところがあって走りにくかったのです。
 下り坂では、大きな荷物と疲労から転倒時のダメージもかなり大きくなると考えて、通常よりもスピードは控えめにしました。
 アリゾナで走った道の坂はそれほど急なものではありませんでしたが、想像していたよりもアップダウンが多いという印象でした。
 また、上りなのか下りなのか平地なのか、よくわからないときがけっこうありました。
 平地に見えるのにスピードが出なかったり、上りじゃないかと思ってもけっこうスピードがでたり、疲労とは関係なく、こう感じる箇所がけっこうありました。
 このような長い上り勾配のときに心がけていたことは、そのスピードに慣らされないように、スピードを出せるところでは出すということでした。
【パンクは避けられるか?】
 今回の旅で幸い、パンクはありませんでした。
 実際に効果があったかわかりませんが、パンクしないような走り方を心がけていました。
 パンクをすると、時間的なロスだけでなく、炎天下で大きな荷物を外して作業する必要があり、体力的にも厳しいものがあります。
 今回、830kmの道程の中で路肩には小石やガラスの破片、ボルト、釘などが落ちている箇所がけっこうありました。
 これらを踏めばパンクする確立が高いわけですが、路面ばかり見て走るわけにもいきません。
 しかし、このようなものが落ちている箇所はだいたい見ればわかるので、そのようなところだけ気をつけて走れば、それだけでもパンクはけっこう避けられるのではないかと思います。
【バックミラー】
 私は普段からバックミラーをつけて走っていますが、今回のツーリングでもこれは効果的でした。
 L.A.での市街地走行の他、アリゾナでの走行においても、つけていてよかったと思いました。
 後方からくる車や大型トラックは音でもわかるのですが、バックミラーで確認できるとかなり楽です。
 自転車が走るスペースが少ないところでは大きな荷物を積んでいることもあって、後ろを振り返るとハンドルがぶれたりして、ちょっと危険でもあります。
 このため、ハンドルがぶれないように確認するのはちょっとした疲労を伴うのです。
 アメリカでは右側通行なので、バックミラーは左側につけます。
 ブッシュ&ミラー社のバックミラーをつけていますが、短いステーのものはハンドルの下側につけると、腕で視界が遮られること無くよく見えます。
 停車時に膝があたったりすると向きがずれてしまうのが、難点です。

ロングライドについて 1.計画

 ここのところ、夏休み前のためか、ロングライドを特集した自転車雑誌が多いです。
 私はロングライドの経験は少ないですが、アメリカツーリングでけっこううまく走れたように思うので、記憶の新しいうちに書きとめておこうと思います。
 ちなみに今回の旅では、20インチの小径車にキャンプ用品等を積載した状態での走行でした。

【ルート・計画について】
 一日の走行距離ですが、最悪時速10kmと仮定して一日の走行時間を10時間で100kmと考えました。
 昼休み、パンクなどのトラブルを考えてもなんとか20時くらいには宿につけるだろうと考えました。
 時速10kmというのは、強風やきつい上り坂を想定してのこと。
 実際は20km/hくらいで走行。軽い向かい風や上りでは15km/h弱くらい。激坂では6,7km/hくらいです。途中でのちょっとした休みを考えたら、最悪10km/hはいい線だと思います。
 とはいっても、実際のルートでは120kmくらいのルートをとらざるをえなかったりしました。
 距離だけでなく、ルートの高低差も事前に確認しておく必要があります。
 今回のルートで、街に出るので下りだろうと思っていたところ、前日になんとなくGPSを見ていたら、今までの最高高度を通ることがわかって愕然としました。
 ルートを決めるには、地図を見て検討するわけですが、詳細な距離を確認するには、Google maps(Google マップ)を使いました。ルート・乗換案内で距離を表示できます。
 最終的にはGPSの地図ソフト(MapSource)を使って、ルートやウェイポイントを登録しました。

2009.07.18

アリゾナツーリング・パノラマ写真

 アリゾナツーリングの大きな写真にパノラマ写真を追加しました。
 合成したものなので、ちょっと地平線がずれていたりしますが、特にグランドキャニオンは見た目に近づいた感じです。
 是非全画面で見てください。こちらからどうぞ
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2009.07.14

ビバリーヒルズ高校白書

 アメリカツーリングでビバリーヒルズに立ち寄ったのは、以前テレビで「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ青春白書」を見ていたからです。
 かなり前のドラマですが、最近は、なだぎ武のモノマネで有名になったような、ドラマの方はあまり知られていないような・・・
 そんなドラマがスカパー(Super!dramaTV)で今月から放映されていました。
 「ビバリーヒルズ高校白書」です。
 二ヶ国語放送なので、これで英語の勉強でもしようかな・・・?

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2009.07.05

2009/06 アリゾナ自転車ツーリング

 目次です。

 1.ロサンゼルス国際空港からユニオン駅
 2.グランドキャニオン鉄道
 3.グランドキャニオン
 4.グランドキャニオン日の出
 5.グランドキャニオン ハーミッツレスト
 6.グランドキャニオン デザートビューに向かって
 7.グランドキャニオン デザートビュー
 8.Tuba Cityへ
 9.Kayentaへ
10.モニュメントバレー
11.モニュメントバレー・ジープツアー
12.モニュメントバレー・二日目
13.Chinle(チンリ)へ
14.キャニオン・ディ・シェイ国定公園(Canyon de Chelly National Monumente)
15.ChinleからWindow Rockへ
16.Window Rock から Gallupへ
17.ロサンゼルス

パノラマ写真
ロングライドについて 1.計画
ロングライドについて 2.走行
ロングライドについて 3.水分補給など
海外ツーリング 持ち物
飛行機での輪行について
アメリカ大陸を自転車で走った気分

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アリゾナ自転車ツーリング・最終日 6/25 ロサンゼルス

 朝、7時半くらいにロサンゼルスに到着。

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 今度はハリウッド、ビバリーヒルズを通って国際空港付近のホテルに向かいます。

 ハリウッドです。

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 スーパーマーケットは無人のレジでした。

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 ビバリーヒルズ。

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 高級住宅地だけかと思ったら、すぐ近くは都市でした。

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 初日にパスしたサンタモニカピアです。

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 Marina Del Rey の Fisherman's Village。

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 ペリカンがいました。

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 近くのサイクリングロード?

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 ホテルはBest Western Suites Hotel LAX。
 空港までの無料のシャトルバスがあります。

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 ホテルの近くにはファーストフードですが、食べるところがいくつかあります。
 セブンイレブンもありました。
 夕食はPANDA EXPRESSという中華の店にしました。

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 この日はマイケルジャクソンが死亡した日で、テレビではMTVはもちろん、ニュース局でもずっとマイケルの特集をやっていました。

 約二週間の旅もここで終わり。
 100km超の区間は、大きな荷物と走ったことのない地形、BIKE FRIDAYでは90kmしか走ったことがないなど、不安もありましたが、なんとか走りきれました。
 オートバイや車に比べたら日程のわりに短い距離で観光ポイントも少ないと思いますが、ゆっくりとした速度だけに、見たもの感じたものもそれだけ多くあったと思います。

アリゾナ自転車ツーリング・12日目 6/24 Window Rock から Gallupへ

 ホテルを出て、Window Rockを見に行きました。

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 Gallupに到着。街道付近も栄えていますが、街の中心はちょっと外れていました。

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 貨物列車が通るとなかなか踏み切りが開きません。

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 駅には見えないのですが、ここがアムトラックの駅でした。

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 Gallupの街はギフトショップなどが多く並び、見ているだけでも楽しいです。
 ナバホのお土産はここですべて揃いそうです。

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 ちょっと怪しそうな裏通り。ポリバケツの大きさがすごいです。

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 貨物列車。やたらと汽笛を鳴らすので、すぐに来たことがわかります。

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 プラットフォームというか列車乗り場です。

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 帰りは上のベッドに自転車を置きました。

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 気がついたら夕食の時間が過ぎていました。
 しかたがないので、売店でサンドイッチを購入して部屋で食べました。
 なんと、朝食も食べそびれてしまいました。
 でも、きれいな夕日を見られたのはよかったかな。

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アリゾナ自転車ツーリング・11日目 6/23 ChinleからWindow Rockへ

 Gallupから再びアムトラックでL.A.に向かうのですが、一日で行くにはちょっと遠いので、Window Rockで一泊することにしました。
 街に行くので当然下りだと思っていたのですが、なんと標高1685mmから2345mmまで上ります。
 これを前日にGPSを見ていて知って、愕然としました。
 Gallupまで一日で行くなんて私には無理でした。

 Chinleを出て、R191の悪路が再び続きます。

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 OVERSIZE LOADです。オーストラリアでも見かけました。
 前にこれを知らせる車が走ります。

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 未舗装路のルートもあったのですが、疲れそうだったのでパスしました。
 途中で見つけたダートにちょっと入ってみましたが、やっぱり長距離を走るのは辛そうでした。

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 やっとR191も終わり。これからが本格的な上りです。
 ここのガソリンスタンドで休憩しました。

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 氷が欲しかったので、一番大きなソフトドリンクのカップに氷をいっぱいに入れて、そこにドリンクを入れました。
 ドリンクを飲んだ後は、氷をボトルに移します。

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 しばらくして見つけた、ハーバル・トレーディングポスト(Hubbell Trading Post)。

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 建物の中は売店になっています。

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 上りの連続。頂上についたと思ったら、次の頂上が見えて・・・の繰り返しです。

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 最高地点付近は自然公園のようで、野うさぎが追いかけっこをしていました。

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 公園の終わりあたりで下りが始まります。
 かなり長くて気持ちいい下りでした。

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 この日の宿はQuality Inn Navajo Nation Capital。

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 走行距離は約120km。

アリゾナ自転車ツーリング・10日目 6/22 キャニオン・ディ・シェイ国定公園(Canyon de Chelly National Monument)

 Thunderbird Lodgeには二泊して、キャニオンツアーの一日コースに参加しました。
 キャニオンツアーはトラックの荷台に乗って公園内をガイドしてもらうというものです。
 前日に予約しようと思ったのですが、到着時にはすでに受付が終了していて、当日の朝に申し込みました。

 これは半日ツアーの車両です。
 一日ツアーはまさにトラックです。

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 最初は砂地を進みます。

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 こんな感じでガイドされます。

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 休憩。トイレがあります。ナバホ族の店も出ています。

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 遺跡もこの公園の見どころです。

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 マミーケイブ(Mummy Cave)が見える広場で昼食です。
 昼食代はツアー料金に含まれています。
 ちなみにサンドイッチです。

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 多くの場所で白い綿がたくさん舞っていました。

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 スパイダーロック

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 最初は一日って長いなと思っていましたが、けっこう時間が流れるのが早く感じられるくらいに楽しめました。
 一日トラックに乗っているので、帽子は必要です。私は持っていなかったので、出発前に売店で購入しました。

アリゾナ自転車ツーリング・9日目 6/21 Chinle(チンリ)へ

 この旅の最後の観光ポイントであるキャニオン・ディ・シェイ国定公園(Canyon de Chelly National Monument)の近くのChinleに向かいます。
 今日も100km超の走行ですが、これまでの走行でちょっと自信がついたように思います。しかし・・・

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 Rough Rock、Many Farmsに向かう道はあまり車が通りません。
 景色もよくて気持ちがいいのですが、完全な向かい風になってしまいました。
 平地でもペダルが重く、スピードは15km/h以下です。

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 今回の旅の計画において、走行距離100kmでも最悪10km/hなら10時間で到着すると見込んでいたのですが、この日はそんなペースでした。

 天気はよくて、空はこんな感じです。

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 道端にサボテンの花を見つけました。

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 砂地というか砂漠のような場所が多く、強い風のため道路に砂が押し寄せていました。
 乗り上げるとハンドルを取られます。

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 Many Farmsです。

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 R191に入りましたが、まわりは砂地というか砂漠で側道はほとんどなく、自転車にとっては最悪の状況です。

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 公園内のThunderbird Lodgeが今日の宿です。
 部屋以外の写真は翌朝撮ったものです。

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 キャンプ場を見てみました。ここにもベンチがあります。

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アリゾナ自転車ツーリング・8日目 6/20 モニュメントバレー・二日目

 日の出を狙って早起きしましたが、曇りで残念でした。

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 ホテルを出てR163の交差点の反対側のGoulding's Lodgeの方に向かいました。
 こちらの景観もなかなかのものでした。
 
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 モニュメントバレーは遠景ですが、なかないいい眺めです。
 しかし、個人的にはあえてここに泊まるのはもったいない気がします。

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 Kayentaに戻りました。今日のホテルはHampton Inn。
 ちょっと高めでしたが、街の中心にあり、コインランドリーやギフトショップがあったりして施設は充実していました。

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 マクドナルドのハンバーガーを食べてみました。
 サイズなどは日本と同じ。でも、なんとなく雑な感じで、日本のほうがその分だけおいしいような気がしました。

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アリゾナ自転車ツーリング・7日目 6/19 モニュメントバレー・ジープツアー

 ジープツアーというのは、ジープトラックの荷台にたくさん人を乗せて、ガイドしてくれるツアーです。
 私もこれに参加しようと思っていたのですが、個人のガイドで巡ることになりました。
 最初は$120といわれたので、高すぎるというと、$100とのこと。
 それでも高かったのですが、ツアーでも$70~$90とガイドブックに載っていたので、まあいいかと思って頼みました。
 ちなみに、自分の車でまわることもできますが、立ち入れる範囲が限られています。
 ガイドしか入れない場所はかなりの悪路(楽しそうな)なので、一般車には無理とも思いました。

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Three Sisters

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Sun's Eye

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Moccasin Arch

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Big Hogan

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Ear Of The Wind

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Sleeping Dragon

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 高いツアーでしたが、ガイドの人と話しもできて楽しかったです。
 ナバホの言葉と日本語には共通点があって、「こっち」「あっち」は同じ意味だそうです。

 レストランで夕日を見ながら夕食をとりました。

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アリゾナ自転車ツーリング・7日目 6/19 モニュメントバレー

 いよいよモニュメントバレーに向かいます。
 今日の走行距離は50km弱の予定。キャンプ場のテントサイト確保もあって、このような日程にしました。
 ホテルを出るときにどこへ行くのかと聞かれて、モニュメントバレーと言うと、下りだと言われてなんとなく気が楽に・・・

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 左側の岩はふくろうの横向きみたいだなと思っていたら、正面もまさにふくろうでした。

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 途中であったロードレーサーと車の一行。
 バナナをくれました。

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 モニュメントバレー近くの十字路付近。アリゾナ州とユタ州にまたがっています。

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 交差点を右折したところ、ここからが長いです。走っていてもわかりにくいのですが、上りらしく、スピードがでません。
 今回の旅の中で、下りのようでもスピードがでなかったり、上りのようでもスピードが出たりと上りなのか下りなのかよくわからない場面がよくありました。

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 料金所です。

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 遠くになにか大きな建物が見えるなと思っていましたが、これがVIEW HOTELでした。

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 まさかホテルをとれるとは思わなかったのですが、空いているとの表示があったので、チェックインしました。

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 最初に案内された部屋はホテルの正面側で見晴らしがよくありません。

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 こんな部屋ならキャンプの方がよかったかと思い、念のため反対側の部屋はないかと聞いてみたらありました。
 こちらはバルコニーがあって、この見晴らしです。

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 ホテルのレストランで昼食をとりました。

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 ナバホの料理なのか、これはうまかったです。

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 こちら側がホテルの部屋のバルコニーです。

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アリゾナ自転車ツーリング・6日目 6/18 Kayentaへ

 今日はモニュメントバレー観光の拠点ともいえる街、Kayenta(カイエンタ)に向かいます。
 今日も100km超、約120kmの走行です。昨日は下り中心だったので、ちょっと不安もあります。

 道端に咲いている花。意外と?かわいらしい花が咲いています。
 
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 個人的な感想ですが、アリゾナらしい景色が続きます。

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 たまに現れるガソリンスタンドには大きなコンビニといった感じのショップがあります。
 途中にはなにもないので、オアシスといった感じで、見つけたら必ず立ち寄っていました。

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 日本のようなお茶のペットボトルは無く、カラフルな甘い飲料水ばかりです。
 お茶を見つけたと思っても加糖されています。
 甘くないものが飲みたければ、ミネラルウォーターと牛乳くらい。
 水かオレンジジュースなどの果汁100%のフレッシュジュースばかり飲んでいました。

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 氷も売っているのですが、一人の自転車乗りにはでかすぎます。

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 途中から鉄道と並行して走ります。

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 この日の昼食は途中で非常用に購入しておいたPowerBar。

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 なんだ、これは・・・

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 こっちはよさそう・・・でも甘くてベタベタしています。
 やっぱり日本から持っていったほうがよさそう。
【後述】
 このPowerBar、日本でも売っていました。自転車屋においてあったのを見てびっくり。
 けっこう有名みたいですね。

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 日中の気温は32℃くらい。かなり日差しがきついですが、風が吹くととてもさわやかな感じです。
 日本の夏とは大違いです。

 二回目のガソリンスタンド。
 そろそろないかなぁ・・・と思うと現れました。

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 Kayentaの少し手前で左手にダイナミックな光景が広がりました。
 宿泊施設もあるようです。

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 ここを抜けたらKayentaが見えてきます。

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 街道にバーガーキングとマクドナルドが並びます。

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 バーガーキングで食事。アメリカンサイズって感じのでっかいバーガー。
 ドリンクのサイズもでかいです。

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 ホテルはベストウエスタン。
 街の中心からは外れていますが、少しモニュメントバレーに近いのでここにしました。
 ホテルについてから食事や買い物する場合などは、車じゃないとちょっと不便です。

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アリゾナ自転車ツーリング・5日目 6/17 Tuba Cityへ

 今日はグランドキャニオンからモニュメントバレーへ向かいますが、一日では行けないため、途中のTuba Cityに行きます。
 車やオートバイなら一日で行ける距離ですが、自転車で長距離を走る体力も経験も無い私の場合、Tuba City , Kayenta と3日がかりです。

 朝起きると、テントをポツポツと雨がたたきます。
 今日は初めての100km超の走行なので、早めに出発します。
 雨は止みそうな気もしましたが、完全防備で出発です。

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 しばらくは本降りでしたが、やがて上がってきました。
 道は下りが続きます。最初の長距離走行としてはいいルートです。

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 左手に地面の裂け目が見えます。

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 道路脇に店がありました。
 最初は食事でもできるのかと思いましたが、ナバホ族のアクセサリーショップでした。
 これから先、このような店をたくさん目にします。

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 途中、ビューポイントがいくつかありました。
 地面の裂け目を目の当たりにすることができます。

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 道路は側道が狭いところもありましたが、ほとんどは広くて走りやすいものでした。

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 Tuba Cityが近くなってきたあたりで、Dinosaur Tracks という看板があったので、行ってみました。
 ナバホ族らしき少年が近づいてきて、説明を始めました。
 アクセサリーショップの子供らしく、案内のついでに買ってもらおうというようでした。
 雨が降ってきたので、数ドルを渡して出発しました。

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 初めてのホテル。Quality Inn Navajo Nation。
 自転車は部屋に持ち込みました。

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アリゾナ自転車ツーリング・4日目 6/16 グランドキャニオン デザートビュー

 デザートビューに到着して、まずはキャンプ場でサイトの確保です。
 しかし、受付が見当たりません。
 トイレの前にあった機械を見ると、なんとこれが受付機でした。
 サイト番号、出発日などを入力してクレジットカードで支払います。
 出てきたレシートをサイトの立て札についたクリップにはさむ方式になっています。
 どおりで予約ができないわけでした。

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 テントの近くをウサギが通り過ぎました。

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 ウォッチタワー(Watch Tower)は先住民の遺跡をデザインして1932年に建てられたものとのこと。

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 デザートビューにもいろいろなものが揃ったストアがあります。

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 テントに戻って、夕食の準備をします。
 雨がポツポツと降ってきたので、テントの前室のタープを張って見ました。
 このテントは、オートバイツーリング用のラフ&ロードのクルージング ドームテントです。
 1.8kgでコンパクト、こんな使い方ができるので、自転車でも最適かと思います。

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 雨はたまにポツポツ降る程度だったので、ベンチで夕食を作りました。
 先日のブロッコリーを使ってパスタにしました。
 ベーコンでも欲しかったのですが、余りが困ると思ってあきらめました。一人だと量的に食材の購入が難しいです。

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 L.A.で購入したガスストーブ。
 日本ではガソリンストーブを使っていて、ガスカートリッジは初めてでした。
 簡単で使いやすいのですが、なんとなく物足りない感じ。
 ガソリンストーブのポンピング、プレヒートの儀式めいた行為と独特の音がキャンプの雰囲気を高めてくれると思うのです。

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 ちなみに、コッヘル/クッカーは、チタン製のものを購入して持って行きました。
 今まで使っていたステンレス製と比べると、驚くほど軽く、自転車ツーリングには最適と思ったのです。
 しかし、チタンは熱伝導が悪く、焦げやすいとのこと。
 テフロンコーティングされたものもありますが、重ねたときのキズが気になるので、やめました。
 そこで、これらはお湯を沸かすのと食器がわりに使用して、テフロン加工されたアルミのフライパンを購入して、主にこちらで調理するようにしました。
 かえって荷物が増えてしまいましたが、このフライパンでの調理は快適で、キャンプでの調理が楽しくなります。


2009.07.01

アリゾナ自転車ツーリング・4日目 6/16 グランドキャニオン デザートビューに向かって

 この日も暗いうちに起きて、日の出とともにテントを畳んで出発しました。
 昼過ぎにはいっぱいになるというデザートビューのキャンプ場でサイトを確保するためです。
 デザートビューのキャンプ場は予約ができません。

 出発してからしばらくして見つけたポイントから見たキャニオンは、これまでとは違った方角からの新鮮な光景でした。

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 ヤキポイントは一般車進入禁止のため、あきらめました。

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 マザーキャンプグラウンドからデザートビューまでは35kmほどですが、アップダウンを繰り返しながら上っていきます。

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 フィーチャー谷というポイント。曇っていましたが、なかなかいい雰囲気でした。

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 グランド・ビュー・ポイントは日の出を見るのにいいポイントとのこと。

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 その後のポイントからの眺めもすばらしいです。

 モーランポイントだと思います。

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 ここからの眺めが一番よかったような気がします。
 リパンポイントかな?

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