自転車レーン・日本とアメリカの違い
アメリカ(L.A.)を自転車で走ってまず感じたのが、自転車が走る場所の違いです。
事前に欧米では(全ての国や地域ではないと思いますが)自転車は歩道を走ってはいけないということを本やWebなどで見ていたのですが、実際に走ってみて自転車のために設けられたレーンにはびっくりしました。
自転車用のレーンは、車道の一番端のレーンから一つ内側にあるのです。
一番端のレーンは駐停車用または右折用です。
最初はけっこうなスピードで走っている車の中を走っているようで(実際そうですが)、少し怖い感じがしましたが、慣れてくると、けっこう快適だし、むしろ安全だと思うようになりました。
日本のように車道の端を走っていると駐停車している車が邪魔で、追い越すときには危険が伴います。
駐停車していた車が動き出すこともあるし、後ろから来る車の危険もあります。
しかし、アメリカの上記のようなレーンの場合、こういう危険はありません。
逆に車の一番端のレーンへの移動、そこからの移動による危険はあります。
それでも車からみても、自転車が急にふくらんできたりすることはないので、危険は少ないと思います。
日本では、歩道に自転車用のレーンを設けたり、車道の端にレーンがあったりしますが、文化の違いというよりは遅れているという感じがします。
とはいっても、アメリカの全ての道がこんなに恵まれているわけではありませんが・・・
L.A.にて 交差点で自転車レーンから撮影。こんな広い道路の内側、信じられないような眺めです。
日本の歩道に設けられた自転車レーン。
歩行者も歩いてしまいますし、自転車は双方向から走ってきます。
アリゾナにて。道路の端はアスファルトが崩れてかなり荒れています。
ほとんど、白線の上を走っていました。
道幅が狭く、大きな車両も走ってくるので、怖かったです。
そうそう、バックミラーはこんな道では特に役に立ちました。
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