フィールドウォッチ・ミリタリーウォッチについて
ここのところ、フィールドウォッチ、ミリタリーウォッチが気になって、ネットジャンキー状態なので、これまでの調査、検討内容をまとめて、この状態から抜け出したいと思います。
内容については、かなり個人的な趣味に偏っていると思います。
フィールドウォッチ・ミリタリーウォッチについて まとめ
●機能について
まずは、フィールドウォッチとしての機能が欲しい。(使うかどうかは別にしても。見た目も大事。)
・防水(少なくとも10気圧 / 100M。できれば、20気圧 / 200M。)
・回転ベゼル(アナログの場合。経過時間、カウントダウン。)
・照明(暗いところでも時間を確認できるように)
・方位計
・高度計
・温度計
・気圧計
等々
その他、基本的な機能として欲しいもの。
・日付、曜日(少なくとも日付)
・アラーム
・タイマー
ストップウォッチは無くてもいい。
気圧計や温度計は、あれば見ているだけでも楽しいが、ストップウォッチは使わないと意味が無くて、自分の場合、使う場面はほとんどなさそう。
●デジタルかアナログか?
デジタルは多機能でアラームなどの設定も簡単そう。
アナログは時間の経過などを視覚的・感覚的につかめるという利点がある。
デザイン的にもアナログの方が時計という感じがする。
●デジタルなら・・・
やっぱり、カシオのプロトレック。
電池切れ、電池交換は嫌なので、ソーラー発電。
となると、今のところこれしかない?
●アナログなら・・・
クォーツか機械式か?
クォーツなら、自動巻発電(AGS/Automatic Generating System)か、ソーラー発電か?
自動巻発電には、セイコーのキネティック(KINETIC/セイコーのAGSの呼称)や、スイスのBENRUSのAGSモデルがある。
自動巻き発電は毎日使っていないと発電しない。
ソーラー発電は光に当たっていないと発電しない。
冬などはジャケットの袖に隠れていることがほとんど。
実際は室内の光でも発電するらしいので、問題ないか・・・
毎日使わなくても、明るいところに置いておけば、いつでもスタンバイOK。
セイコーの自動巻発電、キネティックオートリレー(KINETIC AUTO RELAY)は自動時刻復帰機能で最大4年間、時刻を覚えていてくれるとのこと。スゴすぎ・・・
キネティックのパーペチュアルカレンダーはけっこう魅力的。だが、今回のテーマからすると対象外。
●アナログ・クォーツ・自動巻発電
キネティック搭載のフィールドウォッチとして、プロスペックス ランドマスター SBDW005 がある。
気になるスペックとしては・・・
・20気圧防水。
・サファイアガラス。
・チタンケース。
・簡易方位計
・ねじロック式りゅうず
・充電量表示機能
・24時針(デュアルタイム表示機能)
これにLEDライトがあれば、購入検討対象になるかな・・・?
また、ダイバーとしては、プロスペックス SBCZ005 がある。
●アナログ・クォーツ・ソーラー発電
CASIO OVERLAND ソーラー電波時計 OVW-100BJ-3AJFが値段も手ごろでけっこういい。
これは実際に購入したが、そのときは特にフィールドとかミリタリーとかいうこだわりは無く、カジュアルウォッチとして購入。
今になって、よく見たらデザインはミリタリー。
一番の魅力はとても明るいLEDライト(スーパーイルミネーター)。
アラーム付きのため購入したが、アラームの設定を含めて、ボタン操作で行う時刻合わせは面倒。
慣れるにしても、時計が自動的に針を回すのを眺めている必要がある。
時刻合わせについては、電波時計のため、実際に行うことはなさそう。
フィールドウォッチ、ミリタリーウォッチとして見た場合、実際に使うことがあるかわからないが、回転ベゼルが欲しいところ。
色はグリーンだが、コーディネートを考えると、ベージュがあったほうがいいかな。
●アナログ・クォーツ・電池式
海外メーカーのクォーツのミリタリーウォッチは、デザインや機能は魅力的なのだが、ほとんどが電池式なので対象外。しかし・・・(後述)
いつでも時間を確認できるようにとなると、照明/発光機能が必要なので、クォーツということになると思うが、アナログのクォーツは、経年劣化による部品の供給が不安。
メジャーなムーブメントなら、古くなっても修理対応可能かもしれないが、次々とモデルチェンジする中、時計自体が使い捨てのような感じもする。
セイコーのキネティックなら大丈夫かな・・・?
ちなみに、海外メーカーのミリタリーウォッチに搭載されているトリチウムガスライトはバッテリー不要なのに、クォーツモデルにしか搭載されていない模様。
トリチウムガスライトにも寿命はあるらしく、10年保証とか、25年の寿命とか・・・
Niteウォッチは、トリチウムガスライトも含めて国内でメンテナンス可能とのこと。
機械式の場合は、2年か3年に一回くらいオーバーホールが必要とか。(4年とか5年とかいう人も・・・3年なら安心?)
そう考えると、クォーツの電池寿命は短いもので2年、長いもので10年なので、メンテナンス性はあまり変わらない。というか、クォーツのほうが手間がかからない。
でも、早期の突然の電池切れトラブルを考えると・・・
それは、ソーラー電池のトラブルと同じか・・・?
そう考えると、海外メーカーのミリタリーウォッチもいいかも・・・
ただ、トリチウムも電池も環境問題を考えると・・・
一方、ソーラー電池(二次電池)にも寿命があることを考えると、ソーラーウォッチが電池式のものと比べて、環境にやさしいともいいきれない気もしてくる。
特に、電池寿命が10年のものと比べると・・・
ソーラー発電ならライトなどの機能を使っても、通常の電池式よりは寿命が短くなることはないということはあるかも。
ソーラー発電か自動巻発電で、LED照明があるものがとりあえずはベストかな。
この点では、CASIO OVERLANDはけっこういいのだが、アラームの設定も含めた時刻合わせのやりにくさとと、プラスアルファの機能が足りない。
●アナログ・機械式
やっぱり時計はぜんまいと歯車で時を刻む機械式。
と考えていたこともあって、国内モデルよりも気に入ったデザインのあった海外モデルのセイコー・ファイブ・スポーツを購入。
購入したのは、簡易方位機能がついたモデル。
最初にSKZ207J1を購入後、限定モデル(SKZ217K1)があるのを知って、結局は両方購入してしまった。
国内モデルの方が高品質だろうと思いつつも、手ごろな価格とデザインからちょっとはまりそう。
同じムーブメントのものを複数もっていれば、将来的に故障したとき、移植も可能か?
機械式の照明(夜光)となると、ほとんどがルミブライト(蓄光塗料)だが、もって30分くらい。一時間でもなんとか認識できたがちょっと厳しい。
高性能な塗料もあるが、結局は時間の問題。
しかも、ずっと袖の中にあったときなどは認識不可能。
山などで無い限り、どこかに灯りはあると思うが・・・
やっぱりLEDライトが欲しい。
となるとクォーツか・・・
そこまでこだわる必要があるのか・・・?
★やっぱり多機能、プロトレックか・・・
多機能、実用を考えるとやっぱりプロトレック。
今使っているのは、PRG-60LJ。いわゆるデジアナのモデルです。
当時、PROTREKはG-SHOCKと比べてデザインがいまひとつで(今もか・・・)、その中でもいい感じのものを選んだつもりでした。デジアナというのも選んだ理由の一つです。
4年くらい前に買ったもので、購入後トラブルも無く、今でも問題無く動いています。
今までオートバイで海外ツーリングに行ったときにも持って行って、気圧を見てみたり、温度を記録したり・・・
ちなみに、オーストラリアでは途中で時刻が変わったので、時刻合わせも必要でした。
また、旅では朝起きるときなど、アラームは必要な機能です。
できれば、複数あると安心ですが、このモデルには一つしかありません。
最近のモデルはけっこうかっこいいなぁ・・・
アラームは5本ついているし、タイマーもついている。
と思ってみていたら、3月にニューモデルが出るようです。
ついに、20気圧防水。G-SHOCKとの棲み分けのためか、随分と時間がかかった気がします。
樹脂バンドのPRW-1500JとチタンバンドのPRW-1500TJ。
PRW-1300と同じような、チタンボディ、サファイアガラスのYTJが出るのは、ボーナス商戦の6月くらいでしょうか?
ちょっと、いや、かなり欲しいです。
結局、いろいろ欲しいんだな・・・
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