さようなら国立駅舎(東京都国立市)
ついに国立の駅舎が解体される日がやってきた。
10月8日は、閉鎖される日。
仕事があったので、昼間に行くことができず、夜に行ってみた。
JRの代行バスや見学者の整理のためか、やたらと警備員が多い。
やっぱり最後とあって、人がたくさん集まっていて、みんなデジカメや携帯電話のカメラで撮影している。
本格的に三脚、一眼レフで撮影している人もけっこういた。
国立市からのお知らせには、「5年後に復元することを目指し、解体します。」とある。
何人かの人たちが、ふるさとを歌い始めて、合唱になった。最後には「ありがとう、国立駅!」との声が。
しばらくすると、駅舎の中に入ることができた。やっぱり半円の窓が印象的。
翌日、解体が始まっているかと思って見に行ってみたが、改札部分がフェンスで覆われているだけだった。
そして、となりには味気ない仮駅舎がオープンしていた。
まっすぐのびる大学通りの先にある三角屋根の駅舎も、もう無くなってしまう。
後ろにそびえ立つマンション群を含めて、町の景観もかなりかわってしまう。
それでも、立川の変わりように比べれば、国立らしさを維持しているかなとも思うのだが・・・
とりあえず、新駅舎と5年後の復元に期待したい。
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» 三角屋根 [セイカ学習帳]
中央線『国分寺駅』と『立川駅』の中間にあることから、両駅から1字ずつ取って『国立』。安易な駅名の駅ですが
この国立駅はこの三角駅舎とともに大正15年生まれの77歳。この赤い三角屋根の南口駅舎はJR『原宿』に次いで
都内2番目に古い木造駅舎です。
この歴史ある駅舎は中央線高架化工事で取り壊されてしまいます。長年市民に親しまれ駅舎保存を求める市民の声も‥。
中央線高架化工事が完了後、元のように復元するという案もあるそうですが確定はしておらず、もしかするとこれで
三角屋根も見納めにな... [Read More]
「5年後に復元することを目指し」という言葉のとおり、あいまいな状態みたい。
解体された駅舎は、国立市のものとなるらしいので、今後の市長選などの争点になるのでしょう。
市民の手(声)にかかっているといえるのかもしれないけど、選挙、政治に利用されるような感じもあって、なんかいい気分はしないなぁ・・・
Posted by: nono | 2006.10.11 06:58
こんばんは☆ゆうこです。
私にとっての国立駅といえば、はじめて立川の
お家に遊びに行った小学生の頃を思い出します。子供心にあの雰囲気が好きでした。ここ最近は立川にうかがう事もなかなか無かったので、なつかしいなぁ。解体されちゃうのは残念・・皆さんにすごく愛されてた駅だったんだね。復元するというのは、どういう事なの?
Posted by: ゆうこ | 2006.10.11 03:05