やっと足の骨折が治ったと思ったところ、また骨折してしまった。
今度は左手親指の根元。完全にポッキリといってしまった。
自転車で公園のコンクリートの上に砂が敷いてある、いかにも滑りやすいところをブレーキをかけたままハンドルを切ってしまい、当然のようにフロントから地面に叩きつけられた。
その際、手の甲、親指の根元の辺りをぶつけてしまった。
激しい痛みと、指の方向がおかしかったので、すぐに折れたと推測できた。
オフロードバイクでも何度か転倒したことはあるが、マウンテンバイクでこのように転倒するのは初めてだったのと、手をつくときに、怪我をしたくないと思って、どうついたらいいか考えてしまったこと、意外と地面に叩きつけられるまでの時間(距離)が短かったことが、変な手のつき方をしてしまった原因だと思う。
[手術]
手術は怪我から6日目。局所麻酔の日帰り手術だったが、今まで二回とも全身麻酔だったので、局所麻酔の手術がこんなにもつらいものだとは思わなかった。
麻酔はわきの下から入れる。
チクッとした後、グイグイ薬が入ってくる感じで、重い圧迫感のような痛みがある。
指先がピリッとしたら教えてくださいと言われたので、その感覚を待っていたが、なかなかこない。
しばらくして、やっと来たその感覚は、確かにビリッとなのだが、かなり衝撃的なものだった。
その後、ずれた骨を元に戻そうとするのだが、麻酔がまだ効いてなくて、ものすごく痛い。
それから、患部にも直接麻酔を打たれる。チクッとした痛みだが、これもかなり痛い。
手術はレントゲンのような映像を見ながら行われていた。
ワイヤーを入れる手術で、ウィーンウィーンと、小さなドリルのような音がするが衝撃は無い。
手を押さえたり、引っ張られたりしている感覚はあるが、痛みは無い。不思議な感じだった。
ただ、いつ痛みが戻ってくるのかという不安が大きく、とても疲れてしまった。
手術後、腕に感覚が無くダランと下に落ちてしまい、何度か手をぶつけてしまいそうになった。
[手術後]
ワイヤーというのは、皮膚を切開して、細いワイヤーで骨折した骨をくくりつけるのかと思ったら、切開しないで、二本の太い針金を皮膚から骨に通して固定するものだった。
そして、なんと針金は皮膚から出ているのだ。
また、手術後の写真を見ると、骨折した箇所がずれて固定されている。
許容範囲で問題無いと言われたが、正直、この先不安だし、憂鬱な気分だ。
確かに、親指の根元で間接付近のため、難しいとは思うが・・・
Recent Comments